第74回
経営学! 経営の基本のキホン その8

あああ、まだまだ松の内はおろかお屠蘇気分も抜けない元旦翌日だというのに、この年末年始経営学集中講座は続くのであります。誰かお年玉下さい(笑)。

さて、前回までの結論として「客単価が5000円前後で、注文率が1%前後という平均的なオンラインショップでは、損益分岐点をクリアーして黒字化するのは、かなり難しいこと」だというのが分かりました。

でも、この結論だけではこの「パソメシ」を続けている意味がありませんし、しかも、現実には儲かっているオンライショップも多数あるワケです。

じゃ、どんなオンラインショップが儲かっているのか? さらには、これからオンラインショップを開店するような場合に付き物の疑問である、
「どのような商品を販売すれば儲かるのか?」
「どのような決済方法を使用すれば儲かるのか?」
これらの疑問に対して、経営の数式を利用しながら答えてみたいと思います。

まず、どのような商品を販売すれば良いのか?
これはもちろん、自分が好きなジャンルを取り扱うのがベストなのですが、例えば、複数の商品から主力商品を選ぶ場合や、価格設定を行う場合などにいちばん重要になるのが「利益率」です。

この「利益率」は、

(売上額-仕入原価)÷売上額

で算出できます。

さて、利益率が算出できたらメモっておいて下さい。
次回は支払い方法に関して考えてみることにします。


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2003年1月2日(木)

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