第85回
経営学! 経営の基本のキホン その19

さてさて、年末年始に連続して19回でお送りしてまいりました「経営の基本のキホン」も今回をもって最終回デス。次回よりは通常の「パソメシ」に戻りますので、またよろしくお願いいたしますって、どんなでしたっけ? 通常の「パソメシ」って?(笑)。

さて今回は、前回、前々回で検討してきました2種類のオンラインショップの経営改善策を考察してみました。以下のような方法を今後採ることによって、それぞれのオンラインショップ共に収益が伸びる(ハズ?)です。

【マニア向けショップの経営改善策】

現状でもかなりイイ線いってると思います。1日当たりのアクセス数80は、少しPR活動すればスグにでも達成可能な数字です。やはり、オンラインショップにおいては、マニア向けのショップが強いという定説は当たっているようです。今後20万円以上の粗利益を狙う場合は、アクセス数の増加にチカラを注ぐよりも、注文率と粗利益率のアップ(つまり商品構成)にチカラを注ぐべきでしょう。

【日用品など一般的な商品を販売するショップの経営改善策】

このような競合店の多いショップでは、どうしても価格競争になるため、粗利益率の低下は避けられません。それでも20万円の粗利益をキープし、さらなるアップを狙うためには、まず、注文率のアップとアクセス数のアップに全力を注いで下さい。
それにも関わらず、数ヶ月間経っても効果が見られない場合には、作戦を変更して、客単価のアップを最重要課題としてチカラを傾注するようにしましょう。

長々とお付き合い下さった「年末年始経営学集中講座」もコレにて無事に終了。お疲れさまでした〜。

 


「経営の基本のキホン」参考文献 

・SOHOコンピューティング 2000年5月号(株)サイビズ
・日経トレンディ 2000年6月号 日経ホーム出版社
・SOHO独立開業ビジネスの素3 JNEWS井指賢著 SOHOギルド編集 日本SOHO協会監修
・ウェブマスターはすてきなお仕事 佐藤尚規 (株)工業調査会
・MacPeople 2000年6/1号 (株)アスキー
・「在宅ワーク」の仕事の取り方、稼ぎ方 上妻英夫 ぱる出版
・インターネット在宅ワーク フェムス著 アスキー出版局
・パソコンで儲ける! パソコンサクセス研究会 KKベストセラーズ
・インターネットでできるおこづかいの稼ぎ方 編著okodukai@4jc.co.jp 情報センター出版局
・インターネット「印税」生活入門 立石洋一 メディアファクトリー
・週刊宝島 No454 2000年5/3号 宝島社
・週間アスキー 2000年6/7号 (株)アスキー
・MYBiZ No1号 (株)ロータス
・ir magazine Vol43 野村インベスターリレーションズ
・ASAHIパソコン No276 2000年11/1 朝日新聞社


←前回記事へ

2003年1月13日(月)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ