第135回
テープ起こし&入力作業 中編

さて、前回では「テープ起こし」には
特殊な知識が必要だといいました。
しかし、必要なのは特殊な「知識」だけでは無かったのです。
実は特殊な「機材」も必要だったのですね。

皆さんは「テープ起こし」に必要な機材というと
何を思い浮かべるでしょうか?
ワープロもしくはパソコン、
それに録音テープを再生するカセットプレーヤーですよね。
概ね正解なんですが、ちょっと違うところがあります。
問題はカセットプレーヤーなんです。

ちょっと想像してもらえば分かるように、
作業中は何度となく再生&巻き戻しを繰り返します。
しかし、その度にキーボードから手を離して
カセットプレーヤーを操作していたら
非効率的なことこのうえないです。
そこで、この道のプロが愛用する特殊機材が登場するワケです。
それが「テープ起こし専用カセットプレーヤ」なのです。

なんとこのカセットプレーヤーには
フットペダルが付いておりまして、
再生&巻き戻し等の操作を足ですることが
出来るようになっております。
そう、つまり両手をキーボードから離すこと無く、
カセットプレーヤーを操作することができるんです。

良く雑誌や新聞の広告等でも
この「テープ起こし」の講座を見かけますが、
それらに登場するイメージ写真に
「テープ起こし専用カセットプレーヤ」が
登場しているのを見つけたことはありません。
登場するのはいつも普通のカセットプレーヤー。
あんなの使ってテープ起こししてたら
ムチャクチャ効率悪いです。
時間かかってしょうがないです。

「テープ起こし」や「文字入力」といった
SOHO作業は効率こそ命。
作業効率アップ=時給アップなんですから。
自分の時給をアップしたければ作業の効率をアップするか、
仕事の発注元に泣きついて時給を上げてもらうしか
方法はないんですよ。

で、問題のこの「テープ起こし専用カセットプレーヤ」
なんですが、一般の量販電化店では販売されておりません。
しかし、秋葉原や大阪の日本橋といった電気街へ行けば
発見できますのでご安心を。
価格は1万円の後半〜3万円台が
中心といったところでしょうか。
ちょっと高額なところもプロの道具って感じですね。


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2003年3月4日(火)

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