第139回
有料占いサイトの運営 中編

さて、ではナゼこれらサーチエンジンに
引っ掛かったサイトを見て「イケそう!」と思ったかです。

まず、無料のサイトが非常に多かったこと。

無料の方が良いというヒトは多いでしょう。
筆者なんかもそのクチです(笑)。
しかし、真剣に占って欲しいというヒトにとって
無料占いではあまりにも頼りないと思いませんか? 
占いのような「目に見えないモノ」は、
より高価な方が霊験灼かなように思えてしまうのが
人間の面白い習性のひとつです。
ですから、不特定多数相手の無料占いサイトは
ライバルにはならないと判断したワケです。

独創性が高く、かつオーダーメイドの有料占いが
少なかったということ。

有料の占いサイトも非常に多かったのですが、
なにやら聞いたことのあるような、
似たり寄ったりのサイトが多かったのも事実です。
占いに対してお金を支払っても良いと思うのは、
よほど困っているヒトか、占いマニアかのどちらかです。
本当に悩み、困っているヒトはもっと良く当たる
本物の占い師の所へ行ってもらうとして(笑)、
ココで来てもらいたい上客は占いマニアの人々です。
このようなマニアの人々は、
やはりマニアックな占いに反応します。
マニア相手に四柱推命では弱いワケですね。
最近流行りの陰陽道占術ぐらいでもマダマダです。
密教占星術の宿曜道ぐらいの看板を掲げて
やっと「おっ!」と注目してもらえるワケです。

オーダーメイド的な部分というのは、
サイトを使用しての占いの場合、
やはり電話に比べると個人的な部分というでは
負けてしまうと思うのです。
そこを強化すれば他の占いサイトとの
差別化に成功するのでは、ということです。
つまりインターネットの最大のメリットである
「インタラクティブ」という部分をもっと活用すれば、
電話に負けないようなプライバシー性の高い
占いサイトが運営できるのでは? と思ったのです。

詳細は次号にて。


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2003年3月8日(土)

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