第140回
有料占いサイトの運営 後編

さて、では「有料占いサイト」の実務編に入ります。

まず、サイトの構築はホームページビルダー等を使用して
サクサクっといきましょう。
占いサイトは中身が勝負だと思いますんで、
下手にゴテゴテしたサイトよりも
女性向けのセンスで小綺麗にまとめればOKです。

次に問題の中身、つまり占いの方法です。
これは前回ご紹介した様に「珍しい」ほど良いのですが、
注意点が2つほどあります。

まず、「珍しい」のは良いのですが
「奇妙奇天烈」になっては失敗だということ。
つまり「宿曜道占術」はOKですが、
「エレクトーン占い」はダメだっていうことです。

もう1つの注意点は、書店などで入手可能な占い方法にする、
ということです。
いくら珍しい占術を探してきても、
実際にそれを使用して
占うことが出来なくては意味がありません。
つまり独学で習得できる占術でないとならないワケです。
心配ご無用。大きめの書店の占いコーナー、
もしくは精神世界のコーナーへ行けば、
見たことも聞いたことも無いような
占いの教科書が山と積まれてますから(笑)。

さて、「インタラクティブ」の部分ですが、
まずは直接メールのやり取りをするという方法があります。
この「メール占い」はライバルの「電話占い」よりも
かなり安価にしておきましょう。
まずは価格差で勝負というワケです。
そして、それで満足しない顧客にはオプション料金で
「電話占い」の電話番号を教えれば良いのです。
この時の価格はライバルの「電話占い」と同料金でOKですね。
そして、最後にそれでも満足しない顧客に限り、
ノートパソコン片手の「出張占い(もちろん出張料金加算)」を
行えば完璧です。

最後になりましたが、大物を釣ろうと思ったら
餌だけでなく撒き餌も大切です。
サイトには無料で閲覧できる
「今週の運勢」などのコーナーを作っておき、
占いの好きそうな婦女子を絶えず引きつけておくと大吉ですね。


←前回記事へ

2003年3月9日(日)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ