第144回
個人輸入代行業 後編

「個人輸入代行業」の実務編その続きです。 
「良い取引業者」が見つかったら商品の申し込みを行います。
商品が届いたら、まずデジカメで画像を撮影。
自分のサイト用のサンプル画像を作成します(註1)。

各商品の画像ご用意できたらサイトへアップ。
商品にはそれぞれに簡潔な説明書きを入れるようにしましょう。
なお、商品が医薬品等のサプリメントである場合、
その名称(註2)や効能などを明記すると
薬事法違反になる場合が多々あるので注意が必要です。

サイトを見た顧客から注文が入ったら、
まず「輸入・購入を一任します」
旨の委任状にサインをもらっておきましょう。
こうすると後々揉めることも無く
スムーズにコトが運ぶので非常にオススメです。

次に「海外の取引業者」に注文を出します。
この時に、商品の送付先は「顧客の住所」にしておきます。
こうすると直接顧客の元へ商品が届くので
二度手間になりません。

実際の送付方法は航空便、船便等が選べるので、
顧客の希望を事前に聞いておき、
その方法を海外の業者の注文欄の「シッピング」の部分に記入、
または選択するようにします。

さて、肝心の代金のやり取りに関してなんですが、
顧客との代金のやりとりは、
銀行振り込みや代引きなど色々な方法があるので、
自分と顧客にとってイチバン都合の良い方法を
選択すれば良いでしょう。
また、海外の取引業者との決済は、
今のところカード決済がいちばんラクなのでオススメできます。

何度も繰り返すようですが、この商売のポイントは
「いかに安い海外の業者を発掘するか?」にかかっています。
安い業者を発見したからといってそこに安住すること無しに、
次々とより安価な業者を捜し出すようにしましょう。
また、既存の業者もかなりの頻度で
商品の定価を変更しています。
それらのチェックも忘れないようにすれば完璧ですね。


註1: Photoshop等のソフトを使用して
    画像サイズ等を均一にしておきます。

註2: バイ○グラとかプロ○ックというような
    伏せ字表記になっている場合が多いのはその為です。


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2003年3月13日(木)

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