第155回
パソコン教室を経営するゾ! その4

「パソコン教室」の最終回です。

パソコン教室に限らず、
どんな教室・私塾でも同様だと思いますが、
最大の問題は「いかにして生徒を集めるか?」にあります。
これがどれぐらい切実な問題かというと、
(今でもあるかどうか知りませんが)
リクルート社が教室等から広告費用を徴収して
「ケイコとマナブ」という
生徒募集の専門誌を出版して儲けていたほどです。

全国展開しているような大手パソコンスクールならば、
このような雑誌に
生徒募集の広告掲載をする意味もあるでしょうが、
あくまで「ご近所さん」が生徒の対象となる
個人経営のパソコン教室にとってはまったく意味がありません。

それではどのような生徒募集告知が
イチバン効果的なのでしょう? 
費用対効果からいうと
ブッチぎりで一等賞なのが「クチコミ」です。
これは凄いです。なんといっても経費が一切かからない。
完全無料なのですから(笑)。
しかし、「クチコミ」はあくまでも
「経験者」から「未経験者」に伝道されることによって
信憑性が高まるワケで、
スタート当初の生徒が1人もいない状態では
「クチコミ」作戦は使えません。

それでは次に費用対効果の高い作戦はというと、
「チラシ・フライヤー・DM(ダイレクトメール)」ですね。
もちろんプロのデザイナーに製作してもらったチラシを
近所の新聞配達店に折り込み広告として
配達してもらうのがベストなのですが、
コレではさすがにコスト的にキビシイです。

そこでオススメなのが、
せっかく他人に教えるほどの
スキルを持っている(ハズ?)のですから、
チラシの紙面はパソコンを使用してDTPで作成。
出来たチラシは自らが配達してポストに投函すれば良いのです。
こうすれば費用的には
プリンターのカラーインク代と紙代ぐらいで済んでしまいます。
おまけに走って配達すれば非常に良い運動にもなり、
ダイエット効果も抜群ですね(笑)。

「パソコン教室」一応これで終了なんですが、
もしかすると次回もう一回だけ付録が付くかも知れません。
お付き合いあれ。


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2003年3月24日(月)

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