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       第174回 
        「パソメシ」番外編 パソコンは自分で作るもの! その11 
      その日、近所の「ソフ○ップ」店内を徘徊していると、 
        中古パーツ売り場にて「中古マザーボード祭」といった感じの 
        催し物をやっておりました。 
        早速何十枚と並んだマザーボードを手に取ってみると、 
        いずれも定価の半額程度(つまり7千円程度)で 
        販売されております。 
      「うーん、高価い……」 
      それでもジャンクパーツ漁りの悲しい性か、 
        陳列されているマザーボード全ての価格をチェックしていると、 
        なんと5千円台、4千円台、 
        ついには3千円というマザーボードを発見! 
        しかもチップの部分を見るとintelの文字が。 
      「intel入ってるのintelか……」 
      散々これまでに「Windowsはバカ」だの 
        「intel狂ってる」だの言ってきたにも関わらず、 
        なにやら急激にこのマザーボードが欲しくなってきました。 
      「3千円なら壊れていても泣き言程度で済むな……」  
      そう思った筆者タニグチはこのマザーボードの購入を決意。 
        もちろん数日前に読んだ 
        「DOS/V系自作パソコン雑誌」の影響があったのでしょうが、 
        この段階ではまだ自作パソコンを作る決意なんて全然なしで、 
        しかもこのマザーボード以外には 
        まったくパーツも持っていないという状態でした。 
      まったく知識も何も無いのにいきなりマザーボードだけを買う。 
        今から考えても「おかしなヒト」以外の何者でもありません。 
        しかし購入してしまったのです。 
        そして自宅へ持ち帰りシゲシゲとマザーボードを眺めました。 
        梱包されていた箱には「GIGABYTE」の文字がありますが、 
        それが何を意味するのかも分かりません。 
      しばらく眺めた後、箱に型番らしき記載があるのを発見。 
        さっそくMacを起動し、 
        Yahoo!でその型番「i820」を検索してみました。 
        すると、ガビーン! 衝撃の事実が発覚したのです! 
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