第195回
「パソメシ」番外編 パソコンは自分で作るもの! その32

さて、今回はサウンドやビデオカードに関して
駆け足で説明していきたいと思います。

当初の製作方針では「TVパソコンにすること!」
「ゲームはしないこと」
「サウンドカードは良いモノを入手すること」などが
挙げられていましたので、これらを順次ご紹介していきます。

まず、「TVパソコン」を作るためには
(パソコンでTVを見るためには)
「チューナーカード」なる増設カードが必要です。
というか、コレさえあれば簡単に
パソコンでTVを視聴することができるんですね。
この「チューナーカード」はメーカー各社から
色々なタイプが発売されていますが、
筆者タニグチの経験的には
PCIスロットにチューナーカードを増設すると
どうも具合が良くない。
やはり画像はAGPスロットに統一した方が
不具合が出にくいように思います。
そうなるとカードの種類は非常に限られてきます。
オススメはATI社の「All in wander RADEON」ですね。
これだとチップセットのサウスブリッジに
余分な負担をかけずに済みます。
価格は中古で1万円を切っているハズで、
しかも、ビデオカードとチューナーカードが
一体となっているので、一挙両得! コレで決まりですね。

さて、残るはサウンドカードなんですが、
これにはいわゆる業界標準があります。
クリエイティブメディア社の
「サウンドブラスター」シリーズがそれです。
もちろん、お金さえ払えばもっと
サウンドクオリティの良いカードは多数ありますが、
本格的に仕事で使用するというヒト以外には、
このシリーズで充分過ぎるほどです。
このサウンドカードも中古品で充分なので
現行型のひとつ前の型
「サウンドブラスターライブ!」がオススメです。
これだと中古で5000円以下、
モノによっては3000円で入手可能です。

これらビデオ、サウンドカードの要となるのは
ドライバソフトです。本体は中古で充分なのですが、
ドライバソフトだけは最新版をインストールしておきましょう。
カードメーカーのサイトへ行けば最新版ドライバソフトを
無料でダウンロードすることができます。
これらをインストールして初めて
カードの性能をフルに発揮することができるのです。


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2003年5月3日(土)

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