第300回
「中日就業支援網」

中国でビジネスを興すには、まずは中国で働いてみて、
中国の人たちが物事をどういう風に考えるのか、
中国市場には何が足りないのか、
その中で自分は日本人として何が出来るのか、
を学んでいくのが近道です。

しかし、今勤めている会社のビジネスは、
中国とは全く関係が無いかもしれませんし、
会社自体は中国と取引があっても、
自分の仕事は全く中国と関係が無いかもしれません。
運良く、中国関係の仕事をしていたとしても、
今すぐ駐在員として中国に派遣される、
という幸運に恵まれる確率は、
ほとんどゼロに近いのが現実です。

となると、他力本願の会社勤めを辞めて、
自分の意志で中国に留学し、
まずは、中国語を習得しながら、
中国とはどういう所なのか勉強する事になります。
北京には日本企業から派遣されてきた
語学留学生の人もいますが、
日本での会社勤めを辞めて、
自費で留学してきている人もたくさんいます。

そうして2年間ほど真面目に勉強すれば、
ある程度のレベルの中国語を話せる様になります。
しかし、2年間の語学留学を終えて、
「さぁ、いよいよ実際に中国で働いて、
中国ビジネスのノウハウを学ぶぞ!」
と思って就職活動を始めても、
北京の日系企業には
そんなにたくさんの日本人に対する求人がありません。

日系企業の工場が多い上海周辺や華南地区では、
品質管理者や現場監督という職種で、
中国語を話せる日本人の求人が多い様なのですが、
北京の日本人に対する求人は、
ホテル、航空会社、引越会社など、
専ら北京で働く日本人駐在員を顧客とする業種に絞られ、
その求人数も限られています。

本社の関係部署との交渉などは、
本社から派遣された駐在員でないと出来ませんし、
中国企業との折衝ならば、
日本語を話せる中国人の方がずっと役に立ちます。
日本人が北京で日系企業に就職するチャンスは、
現状、非常に少ないのが実態です。

こうした状況を打破する為に、
以前、HiQの創業大学で
「こんなのありだ税っ!」を連載されていた
税理士・濱田さんが、北京で
「中日就業支援網」
立ち上げられました。

このサイトは中国語を話せる日本人の就職を
積極的に支援する為に作られた、との事です。
現状、中国での就職についての情報は、
未だに口コミで伝えられる事がほとんどですので、
このサイトは非常に貴重な存在です。
中国での就職をお考えの方は、
是非、一度アクセスしてみてください。


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