第563回
「中国ビジネスの常識のウソ」

私、6月14日(水)の19:00から、
早稲田大学の早稲田大学ビジネススクール(WBS)で、
講義をさせて頂くことになりました。

講義の題名は「中国ビジネスの常識のウソ」。

WBSの中国ビジネスコース
「対中ビジネス即戦力の養成」
というカリキュラムの一環として
講義をさせて頂きます。
対象は、日本企業で中国ビジネスを担当したり、
これから中国に駐在する予定の方々ですので、
お仕事が終わってから来られるように、
夜の講座となっているようです。

「日本では、中国ビジネスに関する本が
たくさん出版されています。
曰く、「中国企業はカネを払わない」、
「中国製品は安かろう悪かろうである」、
「中国ビジネスは人脈がないとできない」、
「中国企業と仲良くするには、
白酒で干杯して酔いつぶれなければならない」
などなど。

しかし、こうしたいわゆる「中国ビジネスの常識」は、
北京、上海などの大都市を中心に、過去のものとなり、
中国ビジネスはマーケットの需給バランスと契約に基づいた、
非常にドライで近代的なものになりつつあります。
ものすごいスピードで変化を続ける今の中国では、
2-3年もすると、人々やビジネスの常識が
がらりと変わってしまいます。
過去の経験からしかモノが言えない、
中国ビジネスの権威に騙されるな!
中国ビジネスの最前線から、
中国ビジネスの今をお伝えします」

これがWBSの冊子に載っている私の講義の紹介です。
「大学の講義」というと、
非常にお堅いイメージがありますが、
私の講義は、この「中国ビジネスのススメ」同様、
聞いて楽しいものにしたいと思っています。

卒業から17年。
社会に出てから17年間で学んできたものを、
育てて頂いた母校に還元できる、
というのは大きな喜びです。

今回の講座は夜の社会人講座ですが、
今後、一般の在学生に対しても、
教授の方々が教えるだけではなく、
社会に出て各分野の最前線にいる卒業生の人たちが、
その知識や知恵を伝授するような
循環システムができれば、
早稲田大学の学生は
更に優秀になっていくのではないでしょうか。

私の講義の定員は30名ですが、
まだ、お席には余裕があるようです。
受講料は10,000円かかってしまいますが、
どなたでも受講できるそうですので、
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、
是非、下記までお問い合わせ、
お申し込みを頂きたくお願い致します。

早稲田大学ビジネススクール
「教育プログラム運営事務局」
TEL : 03-3200-2436
e-mail : wiaps-info@wiaps.waseda.ac.jp
担当:吉野さん


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2006年5月29日(月)

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