第857回
買物好きの中国人、日本上陸!

先日、東京に出張した時にある都内のデパートに行ったら、
中国語のアナウンスが流れていたので
ビックリしてしまいました。
家電量販店で中国語や韓国語のアナウンスが
流されているのは前から知っていたのですが、
今や、日本のデパートも中国人観光客を
ターゲットにするようになったんですね。

昨年、日本を訪問した中国人は94万人。
この数は、アメリカを抜き、
韓国、台湾に次いで第3位なのだそうです。
それに加えて2位の台湾も言語は中国語ですので、
日本を訪問する中国語スピーカーは
年間200万人を超えている、ということになります。
日本のデパートがこの200万人の消費を狙って
中国語のアナウンスをするのもうなづけるところです。

更に、中国の人たちはみなさん買物好きです。
旅行代金はケチりますが、買物にはカネに糸目をつけません。

中国人の日本観光旅行が解禁になった当初、
日本ツアーは2万元(30万円)弱と非常に高額でした。
それが、徐々に格安パックが増えてきて、
今では5泊6日日本の旅、ホテル、交通費、3食全て込みで
5,000元(7万5,000円)代のツアーもあるそうです。

これに対し、中国人観光客の日本での買物代金は
1回の旅行で1人平均10万円と言いますから、
いかに中国の人たちが買物を
重視しているかがわかります。

先日もある日本の大手旅行会社の北京駐在員の方が
「この買物の予算をもうちょっと
旅行代金の方に回してくれたら、
我々の業界も利益が出るんだがなぁ...」
とぼやかれていました。

日本に行って爆発的な消費をする買物好きの中国人。
彼らの出現は、今後、
中国で商売をしている私たちだけではなく、
日本国内で商売をしている人たちも、
中国人の欲しがるモノや、
中国人のものの考え方を勉強しなければ
生き残っていけない時代になりつつあることを感じさせます。


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2008年4月11日(金)

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