■柳田洋・北京からの画像便り No.214
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トレジュール
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最近、北京の街のそこここでみかけるようになった
ベーカリーのチェーン店、トレジュールです。
仕事が終わった後、写真のように清潔で明るくて
モダンな雰囲気のベーカリーに立ち寄って、
明日の朝、食べるパンを選ぶ。
庶民が毎日毎日、何百年も前と変わらない
饅頭(まんとう)を食べている一方で、
北京のホワイトカラーのライフスタイルは、
急激に変化しているのです。
このトレジュール、店名やお店の雰囲気から、
フランス資本か、フランス帰りの中国人が
起業したものかと思っていたのですが、
実際は、韓国の食品大手・CJグループが
展開しているチェーン店でした。
北京に日本人の10倍いる、と言われているわりには、
普段はあまり目立たない韓国人の人たちですが、
もしかすると、私が知らないだけで、
このトレジュールの他にも、
「えっ、これも韓国資本だったの!」という
お店や会社がたくさんあるのかもしれません。
撮影日:2006年11月27日(月)
撮影:柳田洋
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