■柳田洋・北京からの画像便り No.270
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高級マッサージ店
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私がよく行くマカオの会社が経営する
高級マッサージ店です。
足裏マッサージが90分138元(2,070円)と、
街の普通のマッサージ店の倍の値段ですが、
写真のような間接照明を使った洗練された室内デザイン、
静かに流れる環境音楽、タオルなどの清潔さ、
よく教育された店員やマッサージ師、
無料で提供される軽食や生搾り野菜ジュース、
などを考え合わせると、決して高い値段ではありません。
私と同じように考える中国人のお客さんも多いようで、
最近この店は、時間帯によっては予約をしないと
入れないぐらい盛況になってきています。
中国人の人がマッサージ店を開くとどうしても
「コストを安く抑えて、競合他店より値段を安くする」
という方向になってしまうのですが、
やはり、さすがは一足先に
資本主義による繁栄を享受したマカオの会社、
「付加価値を付けて高く売る」ことに関しては、
中国人経営の会社より一枚も二枚も上手です。
私たち日本人が中国で商売をする場合も、
「いかに付加価値を付けて高く売るか」が、
成功のポイントになるのではないかと思います。
撮影日:2007年12月16日(日)
撮影:柳田洋
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