トップページ > 成功の都「成都」からの便り > バックナンバー

   毎週月曜日更新
年始のご挨拶

9393コラムの読者の皆様、新しい年を迎え、おめでとうございます。

最近私の友人が占いに凝っています。
その占いが当たるかどうかは知りませんが、
そのベースにある考え方は、人生にはサイクルがあって
そのサイクルは12年で回っているというものでした。
思えば、人間を取り巻く数値の中で、
時間(時計)、12支、12星座、1年、等々、
12を1サイクルとして動くものが多いような気もします。

これはどうやら月の満ち欠けのサイクルが12ヶ月であることから
古来より12を1サイクルとしたり、12進法が発達したようです。

さて、人間は過去の歴史上、
あらゆる意味でこのサイクルとともに生きてきました。

私も、こうして1年のサイクルの初めを迎え
気持ちを新たにしています。
調子の悪いときは悪あがきせずゆっくり休み、
調子の良いときは思い切ってアクセルを踏む。
今年は、自分の流れを意識しながら、
うまく波にのって生きたいと思っています。

神様は結構公平なもので、
人の一生における幸運の絶対数は同じだと聞いたことがあります。
同様に、長い時間の中で見れば、
1つの国家の運の数も同じでしょう。

日本は不景気だとは思いますが、以前は好景気だったはずです。
調子の悪いときだけ青白い顔をしても仕方がありません。
冬の次は春に決まっています。
春を上手に迎える準備を冬の間にすればいいじゃないですか。

悪あがきをやめサイクルに逆らわずに生きるのも
今の日本の行き方のような気もします。

皆様が自分の流れにのって幸せに生きられますように、
新しい年を迎えるこの日、心よりお祈り申し上げます。


2010年1月1日(金)

<<前へ  次へ>>