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158. 美しい大きな豚舎ができました

以前、「豚を育てたい」というコラムを書きました。

それは、焼肉屋さんを経営している立場からは、
エンドマーケットが確実に確保できるという視点からで、
もうひとつは、コーヒー農場の視点から
良質な液肥が抽出できるという意味でした。

豚を飼うことを決めた後、
まずは、勢いをつけるために
6匹の豚さんを飼いはじめたのですが、
それと同時にもう一歩進むために、
もう少し規模の大きい豚舎を建設していました。
(といっても、すべての業務は
農場の田代夫妻に業務委託していたので
実際に汗を書いたのは田代夫妻ですが。)

3ヶ月ぶりに愛しの保山コーヒー農場に行ってみると、
なんとも立派な豚舎ができていました。
驚きました、田代夫妻の実行力とスピード。
そして、その豚舎の美しさに。

写真で伝わるかどうかわかりませんが、
そこはとても気持ちのよい風が吹いています。
眼を瞑ると、大自然に包まれている気持ち良さが感じられます。
豚舎の小窓からそとを見ると、
そこにはまた美しい山々が見えます。

こんな美しい豚舎があるのだろうか!?と思うほどです。

この豚舎では50頭の豚を飼うことができます。
私にとって今回の養豚は1つの実験ではあるのですが、
これから皆で協力しながらブランド豚を作りたいと思っています。

今、中国の豚の供給は市場価格の乱高下で難しい局面にあります。
それを、最終需要を確保しながら(つまり保険がありながら)
養豚ができるのですから
ある程度余裕のあることができるのではないかと期待しています。

屠殺場や物流の拠点も視察してきました。
なんとかなんとか前に進めそうな感じです。

また少し進みましたら皆様にご報告を差し上げたいと思います。

あと、このブランド豚をうまく活用した別の商売も考え中です。
それはまた次回に。


2010年4月5日(月)

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