予測と計画は仕事の基本中の基本中の基本中の基本です。
私は昔、予測や計画、合理的な行動というものが
いやで仕方がない時期がありました。
特に26歳まで留学(=遊学)していた私は、
寅さんのように風来坊的に生きることが粋だと考えていました。
起きたいときに起きて、思いつくまま生きたいところにいって、
そしてそこでたまたま出会った人々と交流をもって、
そんなかたまに良い出会いがあって・・・。
こんな生活をしていると当然、
今日、明日、来週、来月の予定をたてることなどありませんし、
旅をすれば、旅先についてから、
「ねえ、香港着いたんだけど、食事しない。
それで、ちょっと2週間ぐらい泊まらせてよ。」
などと、香港にいる友人を驚かせたり、音信不通になって、母から
「すみません、うちの息子そちらにいませんでしょうか?」
と国際捜索電話がかかってきたりと、
まあ、ほんとにちゃらんぽらんなものでした。
それを楽しんでいました。
そして、それが自由でよいものだと思っていました。
27歳の時、引越しのサカイにお世話になり
引越しの仕事をしているとき、(ヤンキー兄ちゃんばかりでしたが)
プロの仕事を初めてみせてもらいました。
計画性と予測の美しさを知りました
28歳で初就職をして、さらに高度な計画性と合理性、
究極の論理性を問われ、自分を鍛えるところとなりました。
今は、計画をすること、すべての結果を可能な限り予測すること、
準備をすることを常に心がけています。
それはきっと自分の人生により責任をとろうとし、そして
自分の人生に期待しているからこそ、計画して積み上げていこう
と考えているのだと思います。
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