トップページ > 成功の都「成都」からの便り > バックナンバー

   毎週月曜日更新
168. 予測と計画はなんのため?

予測と計画は仕事の基本中の基本中の基本中の基本です。

私は昔、予測や計画、合理的な行動というものが
いやで仕方がない時期がありました。

特に26歳まで留学(=遊学)していた私は、
寅さんのように風来坊的に生きることが粋だと考えていました。

起きたいときに起きて、思いつくまま生きたいところにいって、
そしてそこでたまたま出会った人々と交流をもって、
そんなかたまに良い出会いがあって・・・。

こんな生活をしていると当然、
今日、明日、来週、来月の予定をたてることなどありませんし、
旅をすれば、旅先についてから、
「ねえ、香港着いたんだけど、食事しない。
それで、ちょっと2週間ぐらい泊まらせてよ。」
などと、香港にいる友人を驚かせたり、音信不通になって、母から
「すみません、うちの息子そちらにいませんでしょうか?」
と国際捜索電話がかかってきたりと、
まあ、ほんとにちゃらんぽらんなものでした。

それを楽しんでいました。
そして、それが自由でよいものだと思っていました。

27歳の時、引越しのサカイにお世話になり
引越しの仕事をしているとき、(ヤンキー兄ちゃんばかりでしたが)
プロの仕事を初めてみせてもらいました。

計画性と予測の美しさを知りました

28歳で初就職をして、さらに高度な計画性と合理性、
究極の論理性を問われ、自分を鍛えるところとなりました。

今は、計画をすること、すべての結果を可能な限り予測すること、
準備をすることを常に心がけています。

それはきっと自分の人生により責任をとろうとし、そして

自分の人生に期待しているからこそ、計画して積み上げていこう

と考えているのだと思います。


2010年6月14日(月)

<<前へ  次へ>>