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172. 世界のどこかはかならず景気がいい

先日まで日本に帰っていました。
いつも書いてますが、
帰国時は日本のいいテレビ番組を見るのが楽しみです。
今回は、なぜかテレビを見る時間がほとんどなかったのですが、
たまたまある日の夜、ふと見た番組が
情熱大陸「安藤忠雄」さんの紹介番組でした。

2つ感動したことがあって、
1つは、部下(新人)の育成をするにあたって、
まずは、掃除を徹底的にさせること。
松下幸之助を感じさせました。

もう1つは、タイトルの言葉

世界のどこかはかならず景気がいい

という言葉でした。

日本に住んでいる皆さんに
この言葉のダイナミズムが伝わればと思い、
他人の言葉ですが、こうしてコラムで書いています。

私は、今後発展する国として中国を選んできました。
そして恐らくあと20年は、
この選択とその延長線上で頑張ることに問題はないと思います。
(たぶん30年ぐらい大丈夫と思ってますが)
しかし、いつか中国にも成長の陰りが見える時期があるはずです。

その時のために私はいまこう考えています。

1)いくら中国に陰りが見えても、中国は資本主義発生以降、
  地球上最大のそして最後の経済発展国であることに間違いがない
2)だから今後中国以外のどの国が発展しようとも、
  中国が経済の中心に位置されている
3)中国がだめになったらどこにでも出かけていこう。
  言葉なんて半年でクリアできる。
  問題は、どこにでも行ってやろうという
  気概と思考と行動の柔軟性。
  そしてそこで1年以内に事業を作り上げていける実力

日本で暗い顔をしている人のそばにいって、言ってあげたい。
なぜ日本にとどまって悩むの?
でかければいいじゃないか。

世界のどこかはかならず景気がいいのだから。


2010年7月12日(月)

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