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182. 調子が悪くてもそう見せてはいけない

調子がいいとか悪いとか、当然だれにでもありますよね。

でも責任のある立場の人間は、
調子が悪くてもその調子の悪さを
簡単に人に見せてはいけないと思います。

まあ、いつも経営のたとえばかりで恐縮ですが、
経営者が会社の雰囲気に及ぼす影響はとても強いものです。

経営者の心や体の状態が悪いと、
心理的にやはり多くの人に影響を与えます。

逆に、いつも愉快な状態であれば、それも回りに伝播していきます。

余談ですが、僕は常に他人にこう思われていたいなと願っています。

この人に接すると自分の一番いいところが引き出される。

芸能人やスポーツ選手は
より直接的に他人からどう見えるかが問われる人種です。

また、社会的影響や責任のある立場の人間であれば、
他人からどう見えているかを常に気にする、
というよりは正確に把握している必要があります。

そして、そういう人たちの調子の悪さというのは、
もし他人に見えていなければ、
“調子がわるくない”に等しいのです。

見えなければ、存在しないに等しい

なんか読み方を変えると
とても哲学的に聞こえるような気がしますが、
結局世の中のすべての物事は
「認知」によって成り立っているのですから、
どう認知されるかがイコールどうあるのか、
ということであるといってもいいでしょうね。

だから、調子が悪くても調子悪く見せてはいけないんですね。


2010年9月20日(月)

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