トップページ > 絶世美人便り > バックナンバー

   毎週金曜日更新

90.「出来るだけ自然に」志向

前回の続きですが、熊本県の黒川温泉を訪れてまいりました。
温泉に浸かりつつ、僻地の寂れかけた温泉が日本一の人気温泉へと
変貌した様子を感じて参りました。
観光業とわたしの漢方コスメ、サプリメントの仕事は
全く違いますが、直ぐにでも参考にしたい点がありました。

1.(温泉街全体として)統一感があって、上品で落ち着いている。
黒川温泉の町並みはすべて、煤けた黒を基調とし、
派手なネオン等の看板が一つもありませんでした。
これが統一感を生んでいて、一軒の温泉旅館のこだわりでなく、
規模の大きな仕掛けと感じられるところに大きな感動がありました。
観光客の感性はごまかせないもので、
これが一つでもネオンがあると、
どこにでもある風景だと判断されてしまいます。
チグハグ感を生むネオンのような存在、とても怖いですね。

2.人のこころを動かす(癒す)ことに主眼が置かれている。
温泉は全国に無数とありますが、
ストレス社会で「癒し」を求めている人にとって、
黒川のように人里はなれた、
自然溢れる本当に落ち着ける場所は僅かなのかもしれません。
物やサービスが溢れる世の中、
温泉の効能など、機能面だけでは人の心は動かなくて、
ありふれたものでもこころ動かすものが求められているのですね。

3.時代の流れ(ストレス社会)を先読みしている。
温泉街や観光地の流行なんて考えたこともありませんでした。
黒川温泉のドンと呼ばれる後藤氏によると、
京都は庭師が作った日本庭園がある場所に人が集まっていたのが、
手付かずの自然があふれるところへと人の流れが移ったそうです。
そこから、人々が求めているのは癒しだと推察し、
黒川温泉に雑木林を植え始めたのだそうです。
時代の先を読む、これは邱先生が常々仰られていることですが、
後藤氏は観光客が集まる京都等の観光地を定期定置観測して、
そのことに気付いたのだそうです。

さて日本では、温泉や観光だけでなく、
身体と心の健康を考えるとき、
「出来るだけ自然に」という志向の方が大勢いますが、
中国の「出来るだけ自然に」志向はまだまだ始まったばかり。
私たち絶世健美は王振国先生が掲げる
「緑色治療」(出来るだけ自然療法)の理念で創られた
商品を扱っています。
科学的な成分は出来るだけ最小限に、出来るだけ中国古来の
漢方生薬を使った製品作りにこだわっています。
中国でも時代の流れはそこまで来ています。
工業化がさらに進んで、ストレス社会に生活する中国の方々の
心と身体を癒すのが私たちです。

<つづく>
絶世の活動情報 : www.zessei.com


2009年10月9日

<<前へ  次へ>>