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92.「王先生を囲む会」レポート その2

9月25日に行われた「王先生を囲む会」レポートの続きです。
(以下、王先生の講義内容)

(2)年齢別に見る、生活習慣病の予防法
35歳以下の方は通常、未だ免疫力が衰えておらず健康でしょう。
この年齢では、とにかく
「疲れすぎないこと」を強調したいと思います。
若くても、疲れているときは免疫力が落ちてしまいます。
若い人は疲れたら良く寝て休むに限るのです。

36~55歳の方。
この年代の方は既に免疫力が下がっているので、
健康食品を採り始めたほうがよいでしょう。
悪い生活習慣が身についていると、長年の蓄積のせいで、
体内の機能も下がり始めています。
健康診断を定期的に受けて、
一に正しい生活習慣、
二にしっかり休むこと、
三に保険食品で足りない部分を補うことです。

最後に56歳以上の年齢の方。
この年代ではどこかに問題が発生していることが多いでしょう。
「治療的」養生が必要です。
特に、胃炎、胃潰瘍、腸炎、腸ポリープ、
目の病気等にかかりやすい。
これ等を放っておくと、癌や感染病、
伝染病などへと発展する危険があります。
健康食品による予防だけでなく、
漢方を使った治療をお勧めします。

私の専門の癌を引き合いにしますと、実は健康な人でも
一分間に何十個もの癌細胞が発生しているのですが、
健康であれば
一日に100万個のがん細胞を退治することが出来ます。
一方、免疫力が弱い人は、退治されず生き残ったがん細胞が
10年程かけて1ミリほどの腫瘍となり、
数年後には末期症状に発展するのです。
健康診断をまめに受けて、問題があれば、
私の研究している、体の負担が少ない
「緑色治療」で治療することをお勧めします。

王先生は
「車は車検に出して、問題があれば直さなければならないけど、
自分の身体のこととなると車検にも出さない人が多い」
と仰っていました。
先生は昔、長白山のふもとにある長寿村に行って、
何故そこに住む人が百歳まで生きている人が沢山いるのか
徹底的に調べたことがあったそうです。
秘密は村の近くを流れる長白山の川の水にあったそうです。
長白山の水が頂上からふもとに流れ着くまでに、
様々な落ち葉や薬草が川に流れ込みます。
薬草エキスをたっぷり含んだ「長白山水」を飲んだり、
炊事に使ったりして、免疫力が高まり、
長寿の秘訣となっていたそうです。

こうした研究を通して、
王先生は「緑色治療」という治療法に辿り着きました。
緑色には、「自然の」という意味があります。
なるべく化学物質にたよらず、天然の漢方生薬で
人間の治癒力を上げて、患部を治癒しようという考えです。
長白山の長寿村の人々が飲む、天然の漢方水がヒントになり、
「青春之泉」や「康美」が生まれたのです。

今回のセミナーにご参加いただいた方は、
王先生の情熱や熱心な講義を聴いて、中国医療(漢方)の考え方に
親しみを持って頂けたのではないでしょうか。
生活習慣病の予防や病気になったときに
「漢方」という選択肢も
頭にパッと浮かんでいただくようになればと思います。

<つづく>
絶世の活動情報 : www.zessei.com


2009年10月23日

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