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133. 雁の長旅

先日、王振国先生の研究所と工場がある通化市を訪れました。
研究所の大理石の石碑には雁陣の絵が描かれています。

王先生がこの画について解釈してくれました。
「渡り鳥の雁は雁陣を組んで長い旅をします。
渡り鳥は各々が役割をもって協力しあい、
それで初めて長い旅を乗り切ることが出来ます。
私たちの今日の姿もスタッフが
各々の役割を全うした結果なんです。
だから、その貢献に感謝を表したいと思って、
雁陣の横に元社員の名前を刻んでいるんですよ。
時々、退職した元社員が子供を連れて
“ここでパパ(ママ)は働いていたんだよ”
と会社を訪問してくることもあります。
この石碑があるから、私も元社員と会う機会が増えていて、
なかなかいいアイデアだと思っています」と。
王振国先生はなんと人たらしなのでしょうね。

雁の一陣となって様々な長い旅を続けて来た人が、
それを評価されて、石碑にしてもらえるなんて、
さぞ嬉しいでしょう。
どんな人でも多かれ少なかれ、世に名を残したいもの。
寺社の修復や建設に寄付すると、
石柱に名前が刻まれるようなことがありますけど、
これもそうした人間のこころを
上手くつかんでいるものだと思います。

以前7年間勤めた会社を退社したとき、
最終日に最後の一人になるまで仕事をして帰りました。
そんなことしなくても良かったし、
何も跡に残ることはないのですけど、
当時29歳のうち少なくない7年間を過ごした場所。
その去り際は綺麗にしておきたい、
というこだわりだったかと思います。
給与額に満足がいくかどうかだけで
仕事を続ける人もいるかもしれませんが、
その他に仕事への愛着や達成感、人間関係、
といった様々な価値観が人其々あると思います。
王振国グループの成功には
王振国先生の情熱に共感する人々と、
それに様々な形で報いる王先生の姿があります。
絶世健美もスタッフの時間が多くの時間を過ごす場所。
仕事を通じて何かを達成したいと思うスタッフが
たくさん集まる会社にしたいと思います。

<つづく>
絶世の活動情報 : www.zessei.com


2010年8月6日

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