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158. 喜んだ顔を見れるのは誰!?

中国には益々多くの日本企業が進出してきて、
成功と失敗が繰り広げられています。
中国でも大々的な広告展開をしているキャノン、トヨタ、
北京の成功している商業ビルVillageの
一番目立つところにあるユニクロ。
中華料理が世界一と思っている中国人が
何皿も安いイタ飯を注文するサイゼリア、吉野家などなど。
中国で仕事をする立場の私としてはとても勇気づけられます。

グローバル展開をしている企業はさておき、
成功している日本企業が
日本と同じビジネスモデルで成功しているのかと観察してみると
一概にそうとは言えません。

ユニクロは以前に中国で安い服を展開しようとして失敗して、
現在ではブランドイメージを向上することに注力していますし、
サイゼリアも価格を以前の半額ほどにして
利益を出すのに苦労しているそうです。
中国市場に挑戦中の私がいうのもおこがましいのですが、
中国で成功するのは例外なく、
中国人のこころを掴む会社だと感じます。
ビジネスモデルを検討するときに、
数字や商流など数字や図で頭が一杯になりがちですが、
それが中国人のこころを動かすものかどうか、
改めて冷静な判断が必要だと感じます。

以前、中国のネットBtoB業界が誕生したばかりのころ、
アメリカから来たeBayが市場を独占していました。
市場がどんどん大きくなり、
eBayもますます成長すると信じられていました。
そこで後発のアリババが
中国人のネット市場は中国人の私が作り上げると、
万人の反対を押し切り、個人で殴り込みをかけたのです。
中国人がネットで買い物をする際に一番心配する、
「偽物をつかまさせたら」、「とんずらされたら・・・」
という心配を
チャットサービスと決済サービスで解決し、
ご存知の通りアリババ、タオバオという
巨大サイトを運営する大企業に成長し、
eBayをノックアウトしてしまいました。

人のこころを掴むというのは誰にでも出来る事ではありません。
中国人ならば中国人のこころを掴めるか?
こころを理解することも大事だけれども、
人が感動をするレベルの発想や技術、サービス心、
経験がともなう必要がありますから、
外国人にも十分にチャンスがあります。
また企業人格も、
儲けたら日本に帰ろうというような発想では長続きしません。
中国の役に立つ事をモットーに、
友好的で善良な企業でないと長く指示されません。

絶世健美の商品は、
がんを漢方で治療する王振国教授が発明した
漢方化粧品、サプリメントですが、
悩みのある方が使って頂くと、感動して頂けるものです。
中国でそれを喜んで頂ける形で手にして頂くには、
まだまだ企業努力が必要なのですが、
必ずこの先に喜んで頂ける姿があると思うと楽しく、
元気になります。

絶世の活動情報 : www.zessei.com


2011年1月28日

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