第8回
食の≪縁≫がパワーを高める
いま発売中の月刊「むすび」誌・新年号
(正食協会発行)からはじまった
新連載コラム「運を呼び込む
希望の法則」の紹介の続きです。
*
ちなみに≪食はいのちなり≫、
≪食は運命を変える≫といったのは
江戸期の観相家・水野南北ですが、
その金言も身にしみて感受したものです。
しかし、実際に、手とり足とり、
僕にマクロビオティックの≪縁≫
を結んでくれたのは≪髭ずらの仙人≫ではなく、
愉快なことに、みめ麗しき女性たちでした。
最初に、教えてくれたのは、
僕より半年ほど前に脳腫瘍に
かかったM子さんという女性でした。
退院後、久しぶりに会ってみると、
すっかり、スリムに若返っているではないですか?
びっくりしました。
M子さんも「ガンは切らずに治したい」
と考えた患者でした。
玄米菜食法を続けたところ、
体調がよくなったばかりか、
60キロの体重が20キロも減ったと喜んでいるのです。
論より証拠――、
はじめて「食は運命を変える」という格言が
ウソではないことを実感したわけです。
M子さんは、まさに
≪仙人≫修行に挑む覚悟で、
故・大森英桜さんの食養講座や
久司道夫さん(*世界的規模で
マクロビオティックを普及させた桜澤の弟子)
の講演会に通ったり、
熱海の断食道場に10日間泊って
養生に励んだそうです。
*
ガン病棟・脱走後、
僕のいのちのエネルギーを挙げる≪縁≫=
ネットワークを作ってくれたのは、
食養生の女性たちだったわけです。
そして、僕の希望達成の道が開かれてきたわけです。
続きはまた明日。
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