ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第20回
ガンは絶望病にあらず・3

いま大病院で、当たり前のように行われている
「切り捨て御免」や「化学劇薬飲ませ放題」の
治療体制はおかしい――、
もっと患者に正対して、
幅広い古今東西の治療法や養生法を
補助医療としてでもよいから
取り入れるようになれば、
≪ガンは絶望病にあらず≫といえる段階まで
ガン治療はレベルアップ出来るはずだ――
僕はそう考えています。

しかし、患者がそんなことを言えば、
「冗談じゃないよ。ガンは切り取れば完治する」
「代替療法や漢方なんて、
立証性も科学性もない療法だから
いい加減なことを考えるのはよしなさい」と
医師に窘(たしなめ)られてしまいます。

僕は、数年前に、ある医学セミナーを聴講して、
国立がんセンターの少壮気鋭といわれる
2人の医師に質問したことがあります。
「どうして、あなたたちは
東洋医学や代替療法の長所を勉強して
ガン治療に応用しないのか?
僕自身、食道ガン手術の生存率は
20%という惨いものだと分ったので、
手術を断り、放射線と抗ガン剤の治療で
寛解(一時的に腫瘍が消失する)しました。
さらに、漢方薬や食事療法を組み合わせて免疫力を付け、
副作用も後遺症も防ぐことが出来、
こうして元気に長生きできたのです」と。

すると、この若い医師たちは口をそろえて
こういったのです。
「それは、あなたのレアケースに過ぎません」
「東洋医学や代替療法には
エビデンス(立証性・科学性)はありません」

馬鹿の一つ覚えとしかいいようのない、
“優等生的”な返答を鸚鵡返しのように
繰り返すばかりなのです。
医師自身、わが身に手術や抗ガン剤の治療を受けた
苦痛の経験がないわけですから、
マニュアル通りの頭でっかちな
対応しかできなかったわけです。
患者と医師の格差といいますか、
ガン治療に対する≪意識の落差≫に、
改めて、僕は愕然としました。


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2010年1月20日(水)

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