第21回
ガンは絶望病にあらず・4
数年前に、ある医学セミナーを聞きに行って、
国立がんセンターの少壮気鋭といわれる
2人の医師に質問したことがある――、
「どうして、あなたたちは
東洋医学や代替療法の長所を
加味して治療に応用しないのか?」と質問したら、
「そうした療法は、エビデンス(立証性)のない治療です」
と窘(たしな)められた――という話の続きです。
「しかし、エビデンス(立証性)といっても、
手術や化学劇薬の安全性は確かだといえるのか?
抗ガン剤では20%の患者しか治せない。
おまけに、抗ガン剤が
毒薬や劇薬であることは、
インターネットの医学サイトや
製薬会社のサイトを
読めば分ることではないですか?」と反論したら、
「いや、これが最も科学的根拠があり、
最も安全性と有効性の確認の取れた治療法です」と、
せせら笑うではないですか?
極端に言わせてもらえば、
「患者のいのちを助ける」といいながら
「患者を立証実験の材料としてしか見ていない」――
ここに、西洋医学モノマネ主義医療の限界があり、
ガン=絶望病だと、思いこまされている、
多くの患者の不幸がある――
僕は、ますます、そう思うようになりました。
「ガンは絶望病にあらず」――
より幅の広い治療法・養生法を組み合わせれば、
≪元気で長生き≫という
希望の達成も夢ではない――、
僕は「ガンを切らずに延命10年」の体験を経て、
そう実感しています。
あなたはどう考えますか?
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