ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第26回
なぜ、散歩するとトキメクか?

希望達成の最後のカギは
≪心のトキメキ≫のエネルギーだ――、
≪希望→知恵→努力→言葉→縁→運→ときめき≫
心のトキメキといっても、
一気に≪喜びの大爆発≫を狙うのではなく、
日頃からの≪喜びの小爆発≫を積み重ねていく――、
そうした日々の小さな養生=
トキメキの小爆発こそ大切だ――、
という話の続きです。

日々の≪トキメキの小爆発≫が、
副作用の強い薬や、
思い出したようにする厳しい修行より、
いかの人生を≪元気に前向き≫にするか?
ここに≪希望達成≫のヒケツがあります。
あなたもそう思いませんか?

もちろん、ことガンに限りませんが、
僕に日々の元気を与えてくれる
≪散歩のトキメキ≫、≪散歩のヒラメキ≫の
不思議については、いつも気になっていました。

では、なぜ、散歩が無意識のうちに
トキメキやヒラメキといった
「幸運な創造性」を生むのか?
「脳と創造性」 という本を読むと、
著者の脳科学者・茂木健一郎さんはこう書いています。

「歩くことはしばしば発想を助ける。
見慣れた道を歩いている時、
人間は感覚遮断に近い状態に陥る。
もう何回も歩いている道には、
特に注意を向けるべきものもないからである。
そのような時、無意識が、意識に対する外部性を
提供するものとして登場する。
歩きながら自分の中から
浮かび上がってくる様々な想念は、
感覚遮断タンクに入れられた時に見える
様々な幻覚の抽象思考ヴァージョンと
言えないこともない。」

つまり、旅に出て、初めての場所を歩くと、
キョロキョロ景色を眺めたりして
意識が先立ってしまうので、
ヒラメキは浮かばないが、
見慣れた道を散歩すると、
脳内に「感覚遮断」という現象を招き、
自らが無意識状態になる・・・というのです。

脳とは、単独で活動したり、創造するのではなく、
他者や環境と出会うことによって創造性を生む、
さらに、自らの中で「無意識」と
出会うことでも創造性を生む――、
というのが、脳科学からの分析です。

人それぞれに、それぞれのトキメキ法があります。
そうした目に見えない意識を大事にして、
≪希望→知恵→努力→言葉→縁→運→ときめき≫
の上昇エネルギー図(*第1回に掲載)を思い起し、
心を第7階層のトキメキ状態に
持っていければ不可能も可能になる――、
これが不透明な時代に生き残る
≪生き方上手≫の希望達成の知恵ではないでしょうか?


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2010年1月26日(火)

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