ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第42回
死ぬならガン?そんな馬鹿な!・3

「死ぬのならガンで死にたい」
「最新の科学医術と共に意義ある死に方をしたい」
という人たちに
もう少し反論させて貰いましょう。

西洋医学の機械修理式治療法が
いま政府が公認する「最良の標準治療だ」と、
医師が喧伝するのは仕方がないとしても、
人生観に長けているはずの
知識人やジャーナリストまでが、
西洋医学の論理や
西洋医術の商法を丸のみにして
処世法や死生観にとり込んで、
メディアを通じて喧伝してしまうことは、
僕にはとても理解できないことでした。

こと、ガンに関していえば、
正体も治療法も、いまだ謎だらけのシロモノです。
ですから、ガンに対しては、
頭でっかちにではなく、
全身全霊をもって立ち向かわなければなりません。

僕にいわせれば、
最新の対症療法といわれる、
いまのガン治療とは
いわば「壊れた機械の部品修理」
といってもよい過酷な療法です。
ですから、「最新の科学・医学は
日進月歩で進歩している」と妄信し、
「治療の苦痛に耐えることに意義ある」などと、
ただ西洋医学におもねっているとしたら、
それは「無駄死」になりかねない――、
僕は、そうした危惧を持っているわけです。

なんども繰り返しますが、
人間は機械ではありません。
患者は壊れた機械ではありません。

ガン治療法しかり、
ガン死生観しかり、今一度、
患者は己のいのちの成り立ちについて、
大いに見直すべき時だと思います。

さもなければ、わが身、わがいのちは
「試験管扱い」にされ、その果てに
「主治医には最新の治療を尽くして頂き、
心より感謝している」
「とても意義のある人生だった」などと
錯覚していのちを落とす人が激増する――、
果たして、これでいいのでしょうか?


←前回記事へ

2010年2月11日(木)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ