ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第43回
死ぬならガン?そんな馬鹿な!・4

とくに、いまのガンの患者と医師の間には、
「医師の常識は患者の非常識」
といってもよいほどの
いのちの考え方の≪落差≫があります。

このいのちの落差に気付き、
≪絶望≫のドン底から這い上がるべく、
「自らの力で、なんとしても助かりたい」
「寝たきり長生きでなく、元気で長生きしたい」
と≪希望≫を抱きつつ、知恵を巡らし、
養生・努力も重ね、
先人の処世訓を我が掌中のモノとし、
縁を繋げ、運を開き、
最後に、自分のエネルギーを爆発さながら
一つ一つの危機を乗りこえて掴んだのが
「ガンを切らずに元気で延命」――という
僕の生還体験だったわけです。
ガンは絶望病ではありませんでした。

たしかに、最新の科学・医学の技術は
日進月歩で進歩しています。
しかし、ことガンと治療に関していえば、
「治療の苦痛に耐えることが意義ある死だ」などと、
ただ西洋医学におもねっていたとするならば、
それは「無駄死」になりかねない――、
と、僕は考えています。
「カッコウがいい」どころか
「野垂れ死に」となります。
この「患者の常識」が「医師の常識」を
凌駕しない限り、希望の道は開けません。

たしかに、細胞や遺伝子を分解して
ガンの正体を探る基礎研究、
最先端治療が盛んです。

たとえば、次のようなガンに対する
楽観的なコメントが
テレビや新聞を通じて喧伝されています。
「最近、医学界では、ガン幹細胞から
ガン細胞が作られる過程で、
転移に関係する多くの遺伝子が、
活発に働いていることを突き止めた。
このガン幹細胞を特定し、
それを最初に取り除くことが出来れば、
抗ガン剤、放射線治療の有効性が増し、
ガンの再発、転移を抑えることが出来る」と。

しかし、現実は違います。
僕は、ガンとの長い付き合いの中で分かったことですが、
再発転移に臨床医学が対応できないばかりか、
激しい副作用や後遺症を伴い、
激烈な化学劇薬治療によって、
患者がバタバタと命を縮めている――
という「ガン病棟の真実」だということです。


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2010年2月12日(金)

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