第46回
「まごはやさしい」「ははきとく」
≪よく噛むこと≫が、なぜ健康に繋がり、
人生の希望達成の基本となるか?
岡崎好秀・著「カムカム大百科」(画・勝西則行)
という歯科医の先生が作った、
勉強漫画本の内容紹介の続きです。
漢字も総ルビ付きですから
大人だけでなく子どもと一緒に読むと、
歯と健康の大切さ、そして、
生命の不思議から自己実現までの
繋がりが、すらすらと理解できますから
お勧めの食育本でもあります。
さて、子どもの体に良い食事としては、
「まごはやさしい」
(ま→豆類 ご→ごま わ→わかめ
やさい→野菜 し→しいたけ い→芋類)
という健食標語が有名です。
成長に悪い食事は、
「ははきとく おかーさんはやすめ」
(は→ハンバーグ は→ハムエッグ
き→ギョウザ と→トースト く→クリームシチュー
お→オムライス か→カレーライス
さん→サンドイッチ は→ハンバーグ
や→焼き飯 す→スパゲティ め→目玉焼き)
というわけで、皆さんも知っていることでしょう。
まだまだ、作者の才知・ユーモアを生かした
愉快で覚えやすい
「標語」遊びがふんだんに登場するのですが、
「砂糖suger、脂質oil、塩分salt」を
体に良くない「SOS」食品と命名。
体の成長ばかりか、虫歯の原因となって、
ますます、不健康な体をつくる――と、
分かり易く警告しています。
子どもに薦めたくない食品は、
「いればにしよう」
(い→インスタントラーメン、れ→レトルトカレー
ば→ハンバーガー、に→乳酸菌飲料
し→シェイク よ→ようかん う→ウエハ―ス)となり、
子どもに食べさせたい食品の頭文字を並べると
「げんきなこども さあいこう」となるそうです。
さて、どんな食品が「げんきなこども」にするか?
皆さんも語呂合わせでもよいですから、
考えてみて下さい。
頭の体操にもなります。(^0^)
「げん→玄米」「さ→さつまいも」がヒントです。
興味のある人、詳しく知りたい人は、
お子さんと一緒に、この本を読んでみて下さい。
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