ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第57回
元気達成=半仙人のすすめ・5

なぜ、元気達成・希望実現のためには
≪半仙人のすすめ≫が応用できるのか?

いま発売中の月刊「むすび」誌の僕の連載コラム=
「運を呼び込む≪希望の法則≫」で、書いた、
「元気に長生きするための《半仙人》のすすめ」
と題するエッセイの抜粋紹介の続きです。

               *

では、道教に伝わる仙人道とは
どんなものだったのか? 
古伝を紐解いてみましょう。
大まかに≪外丹術≫と≪内丹術≫の
2つあることが分かります。

≪外丹術≫は漢方薬=
仙薬(草根木皮、動物、鉱物)を飲んで
不老長寿を果たすもの。

≪内丹術≫は体内に宇宙エネルギー(気)を取り入れて
不老長寿を果たす修行。
内丹術にもいろいろありますが、
いまの養生法や東洋医学に連なる
主なものをあげれば以下です。

1・辟穀(へきこく)=いわば断食です。
2・導引(どういん)=気功のこと。
3・胎息(たいそく)=体内の気で呼吸する修行。
4・内観(ないかん)=瞑想。(略)

もちろん、古来、不老不死の仙人修行の中には
水銀を飲んだり、霊符を飲んだり・・・、
トンデモない仙術も出てきます。
これにはついていけませんが、
ときには≪仙人に真似る≫
≪半仙人を楽しんでみる≫――、
そうした気持ちで養生のジャンプをするとき、
心ときめいて≪自己実現≫の螺旋階段
もうまく登れるものではないか? 
僕はそう考えました。(以下略)

               *

この連載で書いたことは、
凡人である僕が体験上思いついた≪少欲知足≫=
己の本分や技量を忘れない
≪ゆるやかな半仙人のすすめ≫といってもよいものです。

≪少欲知足≫とは仏教用語で、
「己の領分を知り、多欲を抑えることこそ、
満足感は達成できる」といった意味でしょうが、
老子も知足について語っています。
「足るを知れば辱められず、
止(とど)まるを知れば殆(あやう)からず」
(控え目にしていれば恥をかかない、
限度を知っていれば危険はない)と。

養生努力とは、あまり欲張らず、
気楽にときめきながら、
日々、積み重ねていくものだと思います。
さすれば、きっと元気が湧きます。希望が叶います。

*道教=古代中国の民間信仰を起源とし、
老子・荘子など道家思想や
仏教の理論を取り入れて再編成した中国独特の宗教。
長寿養生、現世利益を重視している。


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2010年2月26日(金)

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