ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第59回
いま「老子」「荘子」を読む・1

希望達成・元気長生のカギは
≪半仙人のすすめ≫にあり――
という話の続きです。

いまや地球環境から、
わが身のいのちまで、
科学万能のゆえにもたらされた
混沌・災難にもがき苦しんでいる時代です。

しかし、絶望は禁物です。
温故知新、東西古今の人類の知恵には、
まだまだ参考にすべき発想法が
たくさん潜んでいるからです。

ただし、いまの時代のように、
ただ古いものはいかがわしい、
エビデンス(立証性)に欠けている、
東洋は西洋に後れを取っている――
などと西洋思考一辺倒にはまり込んでいると、
絶望の淵から這い上がるチャンスが
狭められることは確かです。

人間は機械とは違うんですね。
身体を壊したり、災難に遭ったりすると、
それこそ「修復」=
回復の手立てがないと思いこみ
絶望から立ち上がれなくなるのです。
いまの大病院で常識とされている
西洋モノマネのガン治療然りです。

さて、偉そうなふりをして、
先人の教えをあまり物知り顔に
振り回したくはありませんが、
たとえば、ここで、
無為自然の生き方を教えた「老子」を紐解けば、
いま僕たちが抱えている難題を解決する
金言をたくさん発見することができます。

≪天下に忌諱(いき)多くして、民いよいよ貧し、
民に利器多くして、國家ますます昏(くら)し≫

(世の中に禁令が多くなると、
人民はいよいよ貧しくなり、
人民の間に文明の利器が多くなると、
国家はいよいよ混乱する)

どうでしょうか?
いま、現代人が抱えている
地球環境、世界経済の混乱から、
一人一人のいのちの不安まで、
すべての混乱が
≪人為のなせるはからいごと≫から起きている――
と、警告していると思いませんか?


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2010年2月28日(日)

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