ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第61回
逸見晴恵さんの対談集

「逸見晴恵が訊く
がんを生き抜くための指南書」
(蕗書房)という
新刊が送られてきました。

逸見晴恵さんは、
元フジテレビアナウンサーで
1993年にガンで亡くなった逸見政孝さんの夫人。
自身も、夫の死の翌年、子宮頸ガンを克服。
まさに、いまガン延命16年ですが、
ガンを中心にした末期医療のありかたや、
現代医療に関する執筆活動、
講演活動など元気に活躍されています。

この近刊には、
日野原重明さん、今井通子さん、帯津良一さん、
森喜朗さん、仙谷由人さん、
岸本葉子さん、杉原輝雄さん、向井亜紀さん、
永六輔さん、小川宏さん・・・など
30人のガン体験者や医師などとの
対談を総集したものです。
それぞれに、ガン克服の秘話から、
人生克服の発想法までがぎっしりつまっていますから、
生身の指南書としておすすめです。

さて、この対談集の中に、
僕の主宰する季刊「いのちの手帖」に掲載した
逸見晴恵さんと、
米国生まれの元台湾女優で、
いまは中華国際癌病康復協会理事長である
イディス・シ―さんという女性との
対談も収録されています。

この対談の一部は、hiQのコラム、
さらに拙著「ガンを切らずに10年延命」でも
紹介したことがありますが、
イディス・シ―さんは、乳ガンを温存療法で手術、
さらに子宮頸ガンの部分切除。
以降、漢方薬や食事療法などの養生の工夫で過ごし、
これまた、元気延命12年。
僕が司会をやらせて貰ったわけですから、
「ガン克服10年」を超える3人が集まっての対談となり、
なかなか真に迫った内容でした。

いま、乳ガンの患者は500人に1人。
子宮頸ガンは1250人に1人といわれ、
子宮頸ガンのワクチンも承認され、
予防接種が盛んに薦められる時代となりました。
おふたりの対談は女性の方は必読です。

ガン闘病法の詳細もしかりですが、
とくに、「危機を好機」に変え、
いかに「絶望を希望」に転じて、人生に勇気を持つか?
その心の養生のヒケツも語られているので、
その部分を抜粋紹介しておきましょう。

(次回に続きます)


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2010年3月2日(火)

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