ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第65回
腰痛!70歳の山坂ってあるものです

厳冬といいますか、この1月、2月、3月には、
持病の椎間板ヘルニアがうずいて
腰はもちろん、左脚まで痺れを起こし、
頭のてっぺんから痛みが走るほど、
さんざんな目に逢いました。
整形外科で検査したり、整体鍼灸院で
温灸やら鍼を刺してもらったり、
救急車で運ばれるような腰痛に襲われたことのない人には
分からないでしょうが、
一歩も歩けなくなる恐怖は、持病もちには付きまといます。

やはり、70歳の齢の山坂ってあるのですね。
50代、60代には想像も出来ないことでした。
いまだに改善はまだ先のようです。
というわけで、いろいろな仕事の手配や
手続きの煩雑なことに関わり合うのは
かえって症状によくないので、失礼ながら、
しばらくは全て遠出の仕事はお断りしました。

こうした慢性化した腰痛は、
検査を繰り返したり、
鎮痛剤を山盛りのようにっもらっても
すぐに効果は望めません。
寝るまえには足湯をしたり、
びわのは温灸をしたり、ゆたんぼを入れたり、
毎朝、梅醤番茶で体を温めたり、
さらに、温かい日は「そろそろ散歩」でリハビリしたり、
やはり、スローヘルス(温和療法)の
知恵の工夫を積み重ねなければなりません。

しかし、まえにも書きましたが、
いつも、僕の通っている
気功師で鍼灸師の鵜沼宏樹先生が、
親身になって診療してくれるのには頭が下がります。
治療の解説も施療もとても丁寧ですから、
僕は、ほんとうに、いい鍼灸師に縁を得て
よかったと思っています。

鵜沼さんによれば、
「とくに寒気団の強い日のように
温度差の激しいときは、
若い人でも体の血流が悪くなり、頭痛が激しくなることもある」
と慰めてくれました。

齢を加えれば加えるほど、
体の老化と言いますか、原因不明の病気に襲われます。
かといって、大病院で
ステロイド系のような化学劇薬を貰っても
リバウンドが激しくて、のちのち
他の臓器まで痛めつけることもあるわけです。
60歳、70歳、80歳になったら、
自らの養生工夫を助けてくれる、
呼吸法や食事法のエキスパートと友達になる――
≪いのちの良縁≫を作っておくことは
「転ばぬ先の杖」となることはいうまでもありませんね。


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2010年3月6日(土)

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