ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第74回
「噛む」=「かむかむ行(ぎょう)」のすすめ

すべての希望の源は「寿」にあり、
人生最大の目標とは健康長寿だ――、
といったのは、マクロビオティックの始祖・桜澤如一さんですが、
前に、僕の敬愛する元気長寿の≪仙人≫として、
106歳で大往生された気功の達人・塩谷信男医師について――、
また、いまなお103歳で、元気に長生き、
連続5回も世界一周旅行を楽しんでおられるという
九州・福岡の「しいのみ学園」理事長・
f地(しょうち)三郎さんの話について書きました。 

どちらも、長寿の秘訣は『腹八分目』と
『噛む習慣』にあるというわけでした。

103歳の生涯現役の教育学者・f地さんは、
著書「炎の百三歳児」の中で、
『子どもの頃、母親からひと口30回噛む習慣をつけられた。
よく噛めば小食になり、肥満にもならない。
私は生涯で、普通の人の半分しか食べないでしょう。
なにを食べるかではなく、
いかに食べるかが大事なのです』
と語られています。

これは、マクロビオティック正食協会認定の指導員で、
九州・久留米で自然食品店
「産直や蔵肆(さんちょくやくらし)」(1)を経営している
久(つるひさ)ちづ子さんから教えて貰った話です。

さて、僕の敬愛する正食(せいしょく)協会の
会長である岡田定三さんは2月に
新著「正食生活術」(正食協会・刊)(2)を出版しました.

この新刊は、岡田会長が20年間、
月刊「むすび」誌の書かれた
巻頭言やエッセイを総集したものです。

「真の正食とは」「人の貴賎の分かれ目は飲食にあり」
「自己を確立する」――という、
なぜ、食生活を正すことが人生を幸福に変えるか?
世界の平和ももたらすか?――
ということについて簡明に書かれた
いわば、マクロビオティック食養生法のバイブルです。

始祖・桜澤如一の最後の直弟子としての思いを語り、
月刊「むすび」誌・通算600号=
50年=半世紀の活動を振り返った内容ですから、
マクロビアンのみならず、「食はいのちなり」と
感じている方は、ぜひ、読んでほしいと思います。

さて、その中で、とくに
「かむかむ行(ぎょう)」
「正食は自己実現行」
と題する2つのエッセイが、
マクロビオティック食養生法を続ける僕としては、
とても面白かったので、
紹介させて貰いたいと思います。

これを読めば、玄米を「噛む」ことが、
なぜ、正しい食事法か?
自然の道理に合っているか? 
はたまた、長寿達成に欠かせない生き方の基本か? 
ということが簡明に分かります。

詳しくは、明日。


1 http://www.kurashi.jp/

2 http://www.macrobiotic.gr.jp/


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2010年3月15日(月)

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