ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第88回
ガンを切らずに!「希望」を掴む(2)

近刊「ガンに打ち勝つ、希望の法則50」(グラフ社)の
読者プレゼント応募が始まりましたが(応募要領は別掲)、
僕が、ガンを切らずに、なぜ、生還希望を達成したか?
この本の冒頭さわり部分の紹介の続きです。

               *

なぜ、食道ガン手術の予後が大変か?といいますと、
肋骨(ろっこつ)の一部を剥ぎ、
喉、胸、腹の3か所を「3枚おろし」のように切り開き、
40センチの食道を全摘出。さらに胃袋の神経を抜き、
ナス型に細く叩きのめして、
食道の代用として喉に繋げるという大手術だからです。
その方法も3通りあります。

1.背骨にそって喉に食道代用の胃袋をぶら下げる。
2.胸骨(きょうこつ)の裏側を通す。
3.胸骨の前を通す。

どれを選んだとしても、
心臓や肺といった中心生命臓器の回りを弄(いじ)くる
大手術だということが分かると思いますが、
かりに上手く「代用食道」である胃が繋がったとしても、
喉と胃の膜は厚さが違い、
実に接合が難しいという欠点を持っています。
ですから、術後、後遺症、合併症を起こすばかりか、
食べることにも難儀(なんぎ)をするわけです。(略)

代用食道である胃袋が胸骨などに圧迫され、
機能低下を起こして腸が張る、
また胃は雑菌に弱い性質を持っていますから、
術後は極端な食欲不振で体重が減ることになります。

1.術後1〜10日は栄養点滴
2.術後20日は流動食
3.最低1年間は食欲不信。少しずつしか食べられない
4.2〜3年かかってやっと症状緩和

いやはや、こうした手術の内幕は、
よほど患者がしつこく質問しない限り
大学病院の医師は教えてくれません。
僕の主治医は
「手術は簡単に済みます。
2週間で好きなものも食べられますし、
ゴルフだって出来ます」と甘言を弄して手術を迫ったのです。

クリックで大きい画像をご覧になれます。

おまけに、10数時間に及ぶ、過酷な手術の末に、
合併症・後遺症や感染症を併発して、
まるで廃人同様の寝たきり生活になったりしたら、
人生は取り戻せません。 
やがて、隣の病室や集中治療室(ICU)で院内感染の末に
亡くなった先輩・同輩患者の噂を聞いたりすると、
もう、病院を“脱走する”しかありませんでした。

主治医からは
「このまま退院したら、7、8ヵ月後に必ず再発する」
「手術すべきだ」と脅されましたが、
「抗ガン剤+放射線+天仙液+SOD様食品
の組み合わせ治療のお陰だ」、
「あとは漢方や健康食品などの代替療法の
組み合わせで延命を図ろう」と、頑として手術は拒否。
“脱走”するかの如くに、
2日後には荷物をまとめて退院してしまったわけです。

               *

続きはまた明日。


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2010年3月29日(月)

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