ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第95回
あきらめずに「心ある医師」を探そう

拙著近刊
「ガンに打ち勝つ、希望の法則50」(グラフ社)が好評発売中です。
関心のある人は、ぜひ手にとって読んで下さい。
また、読者プレゼント応募の応募要領が「別掲」にあります。
こちらも振るって応募ください。

僕が、どのようにして、「寝たきり長生き」ではなく
「元気で長生き」の幸運を掴んだか?
本書は、あくまでも、医師のサイドからではなく、
なんとしても「いのちが助かりたい」と思う、
患者サイドにたった「逆転発想の希望学」です。
≪希望の法則9
ガン治療はこれでいいか? 患者の目で確かめておこう≫から、
内容のポイントをもう少し紹介しましょう。

               *

ホリスティック医学の権威で、
僕の主治医である帯津良一医師は、
よい医師とは「患者の寂しさが分かる医師だ」と断言します。
至極、名言だと思います。

「患者の寂しさが分かる医師」とは、
検査機器や化学薬ばかり血眼になる医師ではなく、
患者と医療従事者の信頼の統合=
信頼のコミュニケーションに腐心することを
第1と考える医師だ――、
というわけですが、
筆者もこうした「規準」で医師の人柄や
病院の信頼性を見分けるようにしています。

とはいっても、現実には、
どちらを見てもマニュアル医師や病院ばかりで
見つけるのは至難のワザですが、あきらめは禁物です。
探せば、なかなか心ある医師もおられます。

かつて、敬愛していた外科医に
土屋繁裕(つちやしげひろ)さんという、
じつに人情味溢れる医師がおられました。
残念にも49歳で過労が重なって急逝されたのですが、
ドクハラ=ドクターハラスメントという
医師の「患者いじめ」を警告する流行語を
発案した人ですから覚えている読者もいるかも知れません。

まず第1に、「患者が丸椅子に座って
医師が肘掛け椅子にふんぞり返っている」――
こうした医師がいる病院は止めた方がよいというのが、
土屋医師流の判断基準でした。
患者には分からない知恵と対策を教えていただきました。

さまざまな≪縁≫をつなぎ、
あなたに合った心やさしい医師が見つかれば、
それはまさに良縁・幸運です。
みなさんも、あきらめずに「心ある医師」を探しましょう。
縁がつながり、運を呼び込み、
いい環境場=生命場で、心ときめくような人生が
開けてくることは間違いありません。

               *

ホリスティック医学とは、
ホリスティックholisticの語源はギリシャ語のholos(全体)。
日本では全人医療とか全人医療と訳されている。
人間のいのちを臓器レベルだけで診るのではなく、
身体・精神・霊性の丸ごとで包括的にとらえる、
これからの理想の医学。日本の草分けであり、
第一人者がホリスティック医学協会会長の帯津良一医師。


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2010年4月5日(月)

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