ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第96回
病院選び、医師選びも《大仕事》

拙著近刊「ガンに打ち勝つ、希望の法則50」(グラフ社)の
読者プレゼント応募の応募要領が「別掲」にあります。
振るって応募ください。
本書は、あくまでも、医師のサイドからではなく、
なんとしても「いのちが助かりたい」と思う、
患者サイドにたった「逆転発想の希望学」です。

前回、敬愛していた外科医に
土屋繁裕(つちやしげひろ)さんが流行造語した
ドクハラ=ドクターハラスメントについて触れましたが、
医師選びも、病院選びも、人生を変える大仕事です。
本書の希望の法則11から、
その具体的方法について紹介しましょう。

               *

●希望の法則11
ここが分かれ道――
病院選び、医師選びも《縁と運》・1

はたして、僕が“ガン病棟脱走”して
2ヶ月後のことです。
放射線治療の後遺症で、
背中に「被爆帯」の赤い痣(あざ)が30センチほど走りました。
さらに1年後、放射線治療の傷跡が腫れあがって、
再度、食べ物が嚥下(えんげ)できなくなりました。

しかし、ガンの患者とは哀しいものです。
スワッ! あの主治医の言葉の通り、
ガンの再発?と慌てふためきました。
何度も自室で落ち込みました。迷いました。
しかし、ここが運命の分かれ道でした。
そのとき≪縁≫が繋がり、
思わぬ≪運≫をもたらしてくれたのが、
王医師の漢方複合薬であり、
帯津医師の漢方煎じ薬でした。
マクロビオティック玄米菜食法でした。
そして、僕を決定的に挫折から立ち直させてくれたのは、
先生たちや食養生の仲間たちの心温まる
≪言葉≫だったのです。

「あきらめてはいけませんよ。
必ず、漢方薬のパワーが助けをくれます」と王医師、
「≪生命在脚下 希望在心中≫です。
手立てはいろいろあります。
じっくり治療の戦略設計図を作りましょう」と帯津医師――
微笑みながら語りかけてくれる言葉の後押しに、
僕の心身全体がポーっと温かく包まれたことを思い出します。
古来、「言葉は力なり」
「一人の良友は百人の親類よりも尊し」
「病気は患者が治して医師は包帯を巻く」といわれますが、
≪地獄に仏≫とは、きっとこのことに違いないと思いました。


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2010年4月6日(火)

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