ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第98回
ドクター・ショッピングって何?

拙著近刊「ガンに打ち勝つ、希望の法則50」
≪希望の法則11 ここが分かれ道――
病院選び、医師選びも《縁と運》・1≫
の抜粋紹介の続きです。

●希望の法則11
ここが分かれ道――
病院選び、医師選びも《縁と運》・1

さて、僕の敬愛する医師の中に土屋繁裕さん
というガン手術の名外科医がおられたことは、前にも触れました。
癌研病院のエリートの座を蹴って独立。
「キャンサーフリートピア」という日本で初めての
ガン患者の専門相談所を開設したのですが、
残念ながら仕事の過労が重なって、
数年前に若干49歳で急逝されてしまったのです。
その土屋医師は、医師が無神経な言動で
患者を傷つける行為を
「ドクハラ」(ドクターハラスメント)命名造語。
メディアで積極的に発言し、
歯に衣着せぬ茶髪の外科医として知られていたので、
覚えている方もおられるでしょう。

土屋医師の医師選びの持論は次のようなことでした。
「主婦は買い物のときは
あれこれ慎重に商品を品定めするのに、
なぜ医療ではなぜ賢い買い物ができないのか?」

「セカンド・オピニオン」つまり
第2、第3の医師の意見や診断も仰いで、
自分に相性のよい適切な医師を選ぶとういことは、
患者さんのドクター・ショッピングと考えよう」
というものです。
病院数の少ない地方では、
まだまだ普及は遅れているようですが、
大都市では、医師による
「インフォームド・コンセプト」(説明責任)や
「セカンド・オピニオン」(第2の医師選択)は
常識となってきました。
患者は医師選びに本当に苦労するものです。

               *

続きは明日。


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2010年4月8日(木)

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