ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第125回
「ゆったり治療」で生き残れ!

高額医療や疑わしい治療を押しつける
医師や治療師、そして健康食品業者の言質を
どう見抜いて、自分らしい治療設計・
人生設計を組み立てるにはどういたらよいのか?

僕は、新聞雑誌の連載や日刊のコラムで、
「おかしな業者や治療師の見分け方」という
記事をなんども書いてきました。

数年前に、夕刊紙「東京スポーツ」に連載した
「スローヘルス最前線報告――ゆったり治療で生き残れ」
というコラムに連載した項目を抜粋紹介をしましょう。          

               *

●おかしな治療師や業者の「賢い見分け方」

ガンなどの患者に、
盛んに健康食品や代替療法を
売り込みに来る治療師や業者を見受けますが、
これもピンからキリまでありますから、
騙されないように、その見分け方、
騙されない方法の話をしましょう。

代替療法や健康食品を売り込んでくる業者で、
患者の病気の症状もろくに聞かず、
「この療法でみんな治りました」
「この食品が絶対に効きます」などと、
にこやかに迫ってくる人は、まず要注意です。

あえて、商売熱心をとがめだてはしませんが、
心の底は「自己陶酔」というか――。
患者の苦しみなど、
少しも理解していない人は困りものです。

また、大学病院の治療法と違って、
立証性や検証性が乏しいものが多いわけですから、
こと代替療法や健康食品の選別に関しては、
「奇跡」や「カルト」の臭いだけが
プンプン漂うような療法だけは避けましょう。

この長寿難病時代だからこそ大切なことは、
患者自身が納得して
悔いのない人生が歩めるかどうか?
余裕をもって判断することができるかどうか?
これが命を掴むコツなのです。

1.代替療法や健康食品を奨められた場合は、
  開発者や推奨医師の著書や講演も
  じっくり検証しておきましょう。

2.匿名患者の体験集ではなく、
  より科学的に説得の出来るデータや、
  社会的に信頼性の高い医師の臨床データによる
  情報公開がなされているかどうか?

まず、この2つの「ツボ」を押さえて見抜きましょう。(中略)

               *

続きはまた明日。


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2010年5月5日(水)

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