ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第129回
混沌の時代こそ「老子」を読もう

いま好評発売中の拙著
「ガンに打ち勝つ、希望の法則50」
前著「ガンを切らずに10年延命」
ただの「ガン患者読本」としてだけでなく、
「人生再設計読本」として、
読んでいただきたい――

「健康こそ希望と幸福の源」という
僕たちに生命力向上の掴む、
「逆転発想の希望学」読本だ――

この本の読むポイントは
「いまこそ先人・達人に学び、真似よう」
「目先の計らいごとばかりに人生をかけるな」
「そして、自分の納得したいきいきとした人生を掴もう」
「おまかせ人生よ、さようなら」という内容だ――
という話の続きです。

ちなみに、拙著の「希望の法則 42」を開いてみましょう。
「おまかせ人生よ、さようなら」、そして
「老子の思想にこそ、絶望を希望に変えるヒントがある」
という話を書きました。
タイトルは「いま『老子』『荘子』を読む」というものです。

               *

いまや地球環境から、わが身のいのちまで、
科学万能のゆえにもたらされた
混沌・災難にもがき苦しんでいる時代です。
しかし、絶望は禁物です。
温故知新、東西古今の人類の知恵には、
まだまだ参考にすべき発想法がたくさん潜んでいるからです。

ただし、いまの時代のように、
ただ古いものはいかがわしい、
エビデンス(立証性)に欠けている、
東洋は西洋に後れを取っている――
などと西洋思考一辺倒にはまり込んでいると、
絶望の淵から這い上がるチャンスが狭められることは確かです。
人間は機械とは違うんですね。
身体を壊したり、災難に遭ったりすると、
それこそ「修復」=回復の手立てがないと思いこみ
絶望から立ち上がれなくなるのです。
いまの大病院で常識とされている
西洋モノマネのガン治療然りです。

さて、偉そうなふりをして、
先人の教えをあまり物知り顔に振り回したくはありませんが、
たとえば、ここで、無為自然の生き方を教えた
「老子」を紐解けば、
いま僕たちが抱えている難題を解決する金言を
たくさん発見することができます。

≪天下に忌諱(いき)多くして、
民いよいよ貧し、民に利器多くして、
國家ますます昏(くら)し≫

(*世の中に禁令が多くなると、
人民はいよいよ貧しくなり、人民の間に文明の利器が多くなると、
国家はいよいよ混乱する)

どうでしょうか?
いま、現代人が抱えている地球環境、世界経済の混乱から、
一人一人のいのちの不安まで、すべての混乱が
≪人為のなせるはからいごと≫から起きている――と、
警告していると思いませんか? 

               *

続きはまた明日。


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2010年5月9日(日)

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