ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第132回
20年後、世界のガン患者は3千万人?

いま、政治経済から環境・核拡散防止問題まで、
世界全体、グローバルな対応が急がれています。
ことガンにしても例外ではありません。
行政や病院、そして医師はもちろん、
患者や家族も、狭い日本の中だけでこせこせと考える時代を
超える時代が来た――と僕は実感しています。

世界保健機関(WHO)・国際がん研究機関(IARC)の報告によると
2010年には、とうとうガンが世界の死因トップだそうです。

世界のガン患者はいまどれくらいだと
あなたは思いますか?
1250万人を超え、
20年後には、3000万人に迫ると予測されています。
これは、食生活の堕落、化学汚染・食品添加物汚染、
さらに化学劇薬治療の依存――といった、
まさに「自然に逆らった≪いのちの環境問題≫に
起因しているのではないか」と、僕は思っています。

昔、「ガンは宿命 癒やしは運命」という
闘病記に書いたことがありますが、
僕は、10年前に
中国で活躍するあるベンチャー起業家の紹介で、
東京〜北京〜長春と飛行機で飛び、
車を飛ばして5時間(いまは高速道路が出来て2時間)、
漢方療法の第一人者といわれる
王振国医師の研究所と病院を訪ね、
養生治療の指針を受け、
なんとかガンの再発を防いだ思い出があります。

ちなみに、昨年、川越の帯津三敬病院に行ったときに、
まるでガンジーといった風貌の黄色い法衣をまとった
セイロン僧のガン患者さんが
帯津医師の診断を受けているのに遭遇しました。

また、王振国医師の珠海にある病院では
インドネシアの女流作家や
シンガポールの実業家の患者さんと
歓談したこともあります。

もちろん、国境を越えてのガン治療探しは、
現実には、言葉や習慣、
さらに、施設や費用や制度の違いが大きく、トラブルも多く、
一概に、海外治療はすすめられませんが
とにかく患者のみなさんは必死なのです。
ガン治療の理想論ではなく、
ガン病棟の現場は、じわじわと一国内の問題を超えて
グローバルな時代に突入してきたようです。


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2010年5月12日(水)

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