ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第135回
養生を続けて「ポックリ名人?」

昨年秋に収録、ことし「むすび」誌3月号の
巻頭大特集として12ページに渡って掲載された
帯津良一医師 VS 筆者の
いわば、10年を超える
「主治医と患者」の経緯を語るものですが、
タイトルと話の主題は
「ときめく――生き方上手は逝き方上手」です。
この対談の一挙掲載の続きです。
読めば、勇気が湧き、希望のトキメキが高まるはずです。

               *
養生を続けて
ポックリ名人になる

関根 先生が推進されているホリスティック医学に
「ときめき」という根本的なキーワードがありますが、
今日は「むすび」誌の特集のテーマとして
「ときめく」を主題に話をすすめたいのですけれど、
まずは、先生の近著「ぽっくり名人」を
題材にしながら話を伺えればと思います。

先生の患者として10年以上も
世話になっておりますが、
さっき、病院の玄関ロビーで、
久しぶりに山田幸子婦長さんに会ったら、
「関根さん、いつも元気で嬉しいわ。
あなたはわたしたちの宝物よ」
なんていわれましたけども、
普通、がんの患者さんは病院を4、5年で卒業し、
帯津先生の言う『虚空へ旅立つ』ケースが多いのですが、
僕は10年も留年。
とても優等生患者とはいえませんが、
診察室では先生の持論を伺ったり、
人生相談したり、いわば、病院に通うというより
「帯津大学の10年生」といった気分で
楽しみながら通っている、
ヘンな患者なんです・・・。(^0^)

帯津 今の話ね、
重症の胃がんから生還して
10何年の人がいるんですよ。
この方は抗がん剤のおかげで手術できるようになって、
手術はしているんですけどね。
その人にも、会うと「交通事故なんかで死なないでね。
なんて、1日でも長く生きてくれれば、
いつもあなたのことを話題にできるから」って、
笑ってるのですけどね。

(次回に続きます)


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2010年5月15日(土)

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