ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第145回
体がトキメク 心がトキメク

「むすび」誌3月号に掲載された
帯津良一医師VS筆者の対談の一挙掲載の続きです。

               *

関根 先生は、お元気そのもので、
“野垂れ死に”されるまでに
まだまだ相当かかると思いますが、病院で患者の皆さんが
いい顔をして“彼方の虚空”に旅立っていく――、
大いなる大生命のふるさとに帰っていく――という、
そうした死生観をイメージして、
しっかりとこの世を養生努力していくことが
「生き方名人」であり
「ポックリ名人」だということだと思いますが、
これはほんとうにいい話ですネ。

「ポックリ名人」の感想文については、
僕の日刊コラムにも掲載させていただきましたが、
1人の患者として一番うれしかった箇所は、
この病院に入院すれば“ビワの葉温灸”も
やってくれるし、“気功”も教えてくれる。
体に優しい食事も用意してくれる。代替療法もやる。
そりゃ、みんな、いい顔して人生を全うできると思いました。
ほかに、こうした病院はありませんからね。

先生の病院に10年間、通っていて、
よかったなあと思ったことがあります。
僕は、大学病院の手術を拒否して飛び出した患者ですが、
まあ、患者の浅知恵もありましたが、
最初は不安に包まれながら試行錯誤の連続でした。
健康食品、漢方薬、気功、マクロビオティック
玄米菜食法などを試したり、
中国の複合漢方薬・天仙液を飲んだりしたわけですが、
大学病院ではそんなエビデンスのないことは
ダメだと必ずいわれる。

また代替療法の先生も大半は、
ご自身の治療法以外はダメだ――と、
治療の選択の範囲をせばめられてしまうものです。
しかし、帯津先生は違いました。
よほどのことがない限り、許してくれました。
手術以外はダメだ、代替療法はこれだけがいい・・・
などとがんじがらめに強制されると、あれこれ迷っている患者は、
こんどはガンの恐怖に加えて医師や病院に恐怖を感じ、
かえってストレスを溜めて症状を悪くするものなんです。

僕は、わがままな患者でしたが、とても気分が
楽に過ごさせて貰ったことは、いまも有り難く思っています。
先生はなかなかユーモアがあります。
患者を直感的にも知的にも元気づけてくれる、
ときめかせてくれるコミュニケーション術の名人です。
さっき、看護婦さんの胸に顔をうずめて「ポックリ」する
といったジョークを飛ばされましたが、
先生の患者会に行けば生命の場が高揚していく
雰囲気がすぐに分かります。
医師と患者が和気あいあい、対等なんです。
あるとき、先生の講話がとても面白くて、
感動した女性患者さんが壇上に駆け上がって、
先生のおでこや頬にチュチュとキスすることもありました。
皆で大笑いしましたが、まさにトキメキの表現でした。
その場に生まれる安心感、信頼感が違うんです。

やっぱり、先生の講話の場の
生命のエネルギーが盛り上がる
と言うか生きる勇気が湧いてきて、不思議とトキメクのですね。
僕たちのスローヘルスの会でもそうです。
先生の講話で魂がトキメク。
そして、マクロビオティックの玄米菜食や
薬膳料理に舌鼓をうちながら
ご飯をいただいて体がトキメク。
そして、自然食品のおみやげもらって、さらに心がトキメク。
ほんとうにみんなよい顔をして帰っていく、
これは、やっぱり先生のオーラみたいなものがあって、
ほんとにすごいですよ。
僕は帯津さんをホリスティック医学の権威という
小難しい敬称ではなく、
「ときめき教」の始祖だと思っているわけです。(^0^)


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2010年5月25日(火)

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