ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第148回
なぜ、あなたは「心トキメク」のか?

昨年秋、帯津良一先生と
月刊「むすび」誌の3月号の巻頭対談を
12ページに渡ってやりました。
「ときめく――生き方上手は逝き方上手」というタイトルでした。

死を恐れない「積極的なトキメキ養生法」=
「逆転の希望学」の極意が、
すっきりと分かる内容です。
さらに、この対談の一挙掲載を続けます。

               *

関根 ずいぶん、先生の本も読ませていただきました。
面白くてすぐにはまっちゃうんですけど、
理論はじつに実証的、臨床的で奥深い内容ものですが、
今度の本、「ポックリ名人」では、
あまり深く触れていませんが、
先生の「ときめき理論」を体系化するうえで、
ぞっこんエンパシー(共鳴)した人が3人いると、
僕は理解しているのですが、どうでしょうか?
ひとりはフランスの哲学者のアンリ・ベルクソン、
それから白隠禅師、
三人目はホメオパシーの教育者・ヴィソルカスさん。

いい機会ですので、まずは、
この3人に共鳴した理由みたいなものを解説していただけると、
読者のみなさんにも「トキメキ」が
いかに人生設計において素晴らしことか? 
それが伝わると思いますので、
まずは、ベルクソンの「創造的進化」という
有名な著作などの話からお願いします。

ベルクソンの哲学というと、僕らの世代は、
学生時代のときマルキシズム哲学の全盛期で、
先生は僕より上の世代ですけど、
ベルクソンの生命の本質論は、
もっと前の世代に人気があったものですよね。
先生は、大学時代にベリクソンを読んだのでしょうか? 

そして、二人目の白隠禅師の死生観・内観法も
実におもしろいですね。
僕も帯津先生があまりに面白しろそうに
書いておられるので影響されて
白隠さんの「夜船閑話」(やせんかんな)を読みました。
ヴィゾルカスさんの場合は、欧米でのホメオパシーの
実践第一人者ということですが、
この方については、僕もまだわからないところもいっぱいあります。

帯津 ベリクソンを読んだのは、
じつは新しくて、学生のときは読んでないんです。
ベリクソンに興味あって読んだんじゃなくて、
ようするに養生ですね、昔の養生と違って、
これからの養生は、
「命の攻めの養生」であるという結論になって、
命の養生を日々高めていく場合に、
こういうふうに上がってくるんだけど、
多少、波風があって下がるときもあれば、
ときどきボンと一気にあがるときがある――と思ったんですよね。
物理学でいうレイキです。
ひとけた上へポンと上がって、ときどきバンと、
こう一気にあがっちゃう。

"ぽんと上がる"――
これはベリクソンがいってた
「生命の躍動」(Élan vitalエラン・ヴィタール)が、
これではないのかなと思ったんですよ、

それからあわててね、ベルクソンの「創造的進化」だとか、
「哲学的直感」だとかとかひっぱりだして読んだんですね。
そうか、「生命の躍動」は「命の場の小爆発」だ。
ポンと上がって小爆発それが生命の躍動、
これは外から見ると「ときめき」になる。
「生命の躍動」イコール「ときめき」じゃないかと思ったんです。
だから生命場の小爆発、生命の躍動は心のときめきにつながる。 
ときめくから小爆発起こす、
小爆発を起こすからときめく。そう関連させたんですね。

(次回に続きます)


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2010年5月28日(金)

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