ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第153回
欧米人気!ホメオパシ―って何?

「むすび」誌3月号に掲載
された長編対談の続きです。

「患者が期待する医師の3条件はPVM」――
「欧米で人気のホメオパシ―医学って何?」――
「ホメオパシーが効くのは、霊魂の力?」――
帯津良一医師が明かす「理想の未来医学」とは?

               *

帯津 霊魂というのを聞いたとたんに、
わたしは場のエネルギーだと思った。
霊魂はおどろおどろしく考える必要はまったくなく、
この部屋の、場のエネルギーもこの部屋の霊魂。
われわれの体の中にあるエネルギーもわれわれの霊魂。
そう思ったら、なんだこれは
「場の医学」じゃないかと思ったんですよね。

ホリスティック医学は
「場の医学」であると思ってたもんですから。
そうか!って急にひらめいてね、
ホリスティック医学を目指すものは
ホメオパシーを避けて通れないなと思って、
それで勉強する気になったんです。
ホメオパシーはいのちのエネルギーを用いるということ、
診断も患者さんの話を徹底的に聞いて、
その人の全体をつかむわけです。

ピクチャーっていってますけど。
全体像をつかむ。
それに同じピクチャーを持ったレメディを選んで、
いっしょにあわせる。
そこのところが、今の世界にある医学の中では
全体像をつかむということにおいて、一番だと思うんです。
だからホリスティック医学に近い。
まだまだエビデンスも少ないところもあるし、
これだけで全部を利しちゃいけないですけど、
でもひとつのホリスティック医学を目指す過程における
橋頭堡って感じがするんですね。

関根 先生が延々と4半世紀にわたって、
西洋医学から東洋医学、そして食事療法や気功などの
養生による実践で探究してきた「生命場のエネルギー」
「ホリスティック医学」との共通項が
ホメオパシーにあるというわけですね。
マクロビオティックも始祖・桜沢如一が
「宇宙のエネルギーと自分のエネルギーが
一体化するときに健康と平和が保たれる」
ということをおっしゃっており、
いわば宙身一体、心身一如の東洋的一元思考と
共通項があるわけですが、
だんだん、患者の間では、臓器医学だけではガンは治らない、
もっと、いのち全体のエネルギーを高めるような医学を
期待したいという気分が広まってきていることは確かですネ。
ホメオパシーのエビデンス(科学性・立証性)がどうのといった
論議を取り上げても、
いのちのエネルギーを高めたい患者にとっては
あんまり関係ない。

帯津 ほんとうにそうなんです。
エビデンスのないものは直感で補えばいいと、
いつもいってるんです。

関根 生意気ないい方ですが、 いつもいうんですけど、
患者って助かればいいんですよ。
エビデンスは関係ないんです。
助かればいいと思っているのに、
ガン? すぐ切りましょう、化学薬を入れましょうと、
問答無用で急かされると、本当に患者は迷ったり、
困ってしまうんですよ。

ひどいケースではむごい治療の後遺症で命を縮めたりする。
僕は、先生との縁をいただいたお蔭で、
治療の選択肢だけじゃなくて、
人生の選択肢が広がり、
患者にとっては、とても幸せなことだと実感しています。

帯津 われわれが生きているということは、
エビデンスのあることばかりじゃないですよね。
むしろないことのほうが大事なこともある。
病気になったとたん
急にエビデンス、エビデンスというのはおかしいと思います。


(続きはまた明日)


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2010年6月2日(水)

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