ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第159回
もし乳ガンになったら?

5月8日(土)、東京ウィメンズ・プラザで開かれた
パネルディスカッション形式――
「第3回 メディカル市民フォーラム」
の紹介の続きです。

テーマは《乳ガン》に絞って、
医師サイドと患者サイドから
活発な意見の交換がなされましたが、
司会は、東京女子医科大学附属
青山女性・自然医療研究所所長・川嶋朗准教授で、
以下のように、
「医療の市民活動」と「食育の展開」について
会は進行されました。。

◆1部
『医療の選択・患者として、医療者として、乳がんの場合
・・そのときあなたはどうしますか?』
◆2部
『元気!のための食行動!病気にならない、
なってからの食養生・・市民として、医療者として』

まずは、
乳ガン治療では評判の
中村清吾・聖路加国際病院ブレストセンター長
(乳腺外科部長、聖路加看護大学臨床教授)の
最新の乳ガン治療報告から始まりました。
要約すると、次のような内容でした。

「いま世界では、毎年40万人が乳ガンで死亡している。
食生活と生活環境が主な原因。
罹患者は日本人では40代がピークだが、
アメリカでは60代が多い。
これは肥満度の高いアメリカの食事と生活環境や
閉経後のホルモン補充療法が原因しているが、
日本人でもアメリカに住むと同じ傾向となる。(略)

いまは手術や治療方法はたくさんあります。
かといって、「過ぎたるは及ばざるが如し」ともいえますから、
主治医とよく相談して、
ご自分で時間をかけて判断するようにしましょう」
という、とても優しく語りかけてくれるような話でした。
こうした先生ならば、多くの乳ガンの女性が、
この病院に集まることがうなずけます。

さて、その中村先生から乳ガンの温存療法を受け、
その後、代替療法を含めて、
さまざまな養生の工夫を凝らして、
いまや、ガン患者の「希望の星」となり、
またヒプノセラピーという、
催眠療法による「心のカウンセラー」としても
活躍しているのが、
僕の知り合いの女優・宮崎ますみさんですが、
早速、司会の川嶋先生から、
発言の指名がまわりました。

宮崎ますみさんは、
とてもスピリチャルな感性の豊かな人で、
玄米菜食はもちろん、気功から瞑想・内観まで、
まさに、自分自身で、
身心丸ごとの養生の工夫を凝らして、
元気に日々を過ごしている人です。

当日の話も、乳ガンの手術がどうのというのではなく、
「ガンが私の人生を変えた」という
まさに、いのち丸ごとを見つめる内容でした。

(次回に続きます)


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2010年6月8日(火)

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