ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第160回
女優・宮崎ますみさんの乳ガン報告

5月8日(土)に開かれた
パネルディスカッション形式――
「第3回 メディカル市民フォーラム」
◆1部
『医療の選択・患者として、医療者として、乳がんの場合
・・そのときあなたはどうしますか?』
◆2部
『元気!のための食行動!病気にならない、
なってからの食養生・・市民として、医療者として』――
の紹介の続きです。

テーマは《乳ガン》に絞って、
医師サイドと患者サイドから
活発な意見の交換がなされましたが、
司会者の東京女子医科大学附属
青山女性・自然医療研究所所長・川嶋朗准教授から
乳ガン患者の代表として、まず発言の指名を受けたのが、
女優の宮崎ますみさんでした。

               *

私は、2005年、ハワイで乳ガンの宣告を受けました。
1.5センチの腫瘍が発見されたのですが、
長年の米国生活での食事の影響が大きかったと思います。(略)

ガンを宣告されて、
びっくりするというのではなく、
「なぜ、いま、私のガン宣告が下ったのか?」
普段から励行していた瞑想をして
じっくり自分の心の奥を見つめて見ました。

すると、心の奥に、暗い過去に泣いている
インターチャイルド(本当の自分)がイメージで見えたのです。
それは、当時、女優復帰や離婚騒動で
ストレスを慢性化させて耐えてきた、自分の姿でした。
それに気づくと、不思議ですね。
その悲しげな子(本当の自分)を
やわらかい陽だまりの中に包んであげようとイメージすると、
「あー、よかった」と感動がもたらされたのです。

「ガンがきっかけで、ガンが自分を
人生の悲しみから解放してくれた」
「きっと神様が与えてくれた、人生のショック療法なのだ」
と思えたのです。
「よーし、これからが再スタートだ」と、
玄米菜食や気功や、さまざまな癒しの仲間とネットワークが広がり、
退院後の人生がとても豊かになったのです。

               *

どうですか?
いかにも、自分の感性・精神性を
豊かに育む宮崎ますみさんらしい、
「患者は主演女優」という生き方だと思いませんか?
(*宮崎ますみさんのHP→Mother's Spiritは下記(※1))

この後、パネラーや会場から続々と発言者が続き、
小松浩子さん( 慶應義塾大学看護医療学部教授)からも
「術後をしっかりと考えよう」
「サポートグループに参加しよう」という
まさに患者に「希望」をもたらす
システム作りの話もありました。

僕は、仕事の都合で、途中退席させてもらったのですが、
こうした「市民活動」「新しい医療」
そして、「新しい患者の絆」について知りたい人は、
次のホームページをのぞいてみましょう。

●MFGC 国連支援交流協会メディカル市民フォーラム(※2
●東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック(※3
●聖路加国際病院 ブレストセンター(※4

きっと「希望と元気」そして
「絆の知恵」がもらえるはずです。



※1
 http://www.masumimiyazaki.com/

※2 http://www.mfgc.jp/

※3 http://www.twmu.ac.jp/AWNML/N/top/

※4 http://www.luke-bc.net/


←前回記事へ

2010年6月9日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ