ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第166回
「食は薬に勝る」

わが家のマクロビオティック玄米菜食の基本メニューに続いて、
凝ったメニューについても
発売中の拙著近刊「ガンに打ち勝つ希望の法則50」
「希望の法則26」から紹介しましょう。

               *

以下は、岩手・一関の食生活アドバイザー・
鈴木美感子さん(自然食通販店マグノリアを経営)に伺った
「体にやさしいメニュー」です。
きっと、食卓が楽しくなります。
食事は修行ではありません。
楽しくなくては意味がありません。

◆車麩(くるまふ)のソテー(4人分)
<材料>車麩3枚、小麦粉カップ1、
醤油大匙3、生姜小1かけ、ごま油少々、みりん大匙1

<作り方>
1.車麩を水で戻し、戻ったら水を絞っておく。
2.戻した車麩に、醤油、生姜汁、(みりん)をかけてよく揉み、
  下味をつけ、小麦粉をまぶす。
3.熱したフライパンに油をひき、しっかりと焼き付ける。

◆ひえのハンバーグ
<材料>ひえ半カップ、タマネギ小1個、セイタン大匙1〜2、
塩少々、なたね油適宜、 コーン適宜

<作り方>
1.ひえは目の細かいザルでよく洗い、
  水を切っておく。タマネギはみじん切りにしてよく炒める。
  セイタン(小麦粉の)は水にさらし、
  醤油抜きをし、粗みじん切りにする。
2.ひえは水カップ1で湯炊きにする。
3.炊いたひえ、玉葱、セイタン、塩少々をよくこね、
  小判型にまとめる。(適宜コーンや野菜を入れて良い)
4.熱したフライパンに油をひき、焼き色がつくように焼く。

◆玄米シチュー(4人分)
<材料>タマネギ2個、人参半分、レンコン小1個、
シメジ3分の1パック、椎茸(だしをとった後)2枚、
コーン半カップ、出し汁6カップ、
玄米全粒粉(リブレフラワー・ホワイト)1カップ、
菜種油大匙3、塩大匙1、月桂樹・パセリ(適宜)

<作り方>
1.タマネギ、椎茸はみじん切り。シメジは粗みじん切り。
  レンコン、人参は5mm〜1cmの角切りにする。
2.鍋に油を熱し、タマネギをよく炒める。
  塩少々をふると甘味が増す。
3.シメジ、椎茸、レンコン、人参、を入れて炒める。
4.出し汁半分量を鍋に注ぎ入れ、
  月桂樹とコーンを入れてよく煮込む。
5.残った出し汁で玄米粉をよく溶かし、鍋に注ぎ入れる。
6.こげやすいので、ヘラで底を混ぜながらとろみがつくまで煮込む。
7.塩で味を整える。
8.盛り付けの時に適宜パセリを散らしたりする。

とにかく元気に長生き! 
延命を図ろうと思ったら外食太りや
添加物汚染を予防するためにも、面倒がらずに、
夫婦で調理の基礎を覚えておくことが大切だと思います。

               *

病気治しに限らず、美容痩身にしても、
デトックス(毒出し)にしても、
マクロビオティック玄米菜食法が、
これほど、日本の若い女性に
支持されてきたとは素晴らしいことです。
12年前に僕がこの食養生法を始めた頃は、
まるでいかがわしい宗教療法と
勘違いする人もいたわけですから、
まさに隔世の感があります。

ともあれ、この過食飽食と長寿難病が複層する時代には、
元気で長生き、元気で爽やか――、
「いのちを守る」「いのちを掴む」基本原則は、
「食は薬に勝る」という、日々継続型の食改善発想です。


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2010年6月15日(火)

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