ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第169回
ガンになっても「養生工夫」を楽しむ

僕も、これまでに好きなことは
やり終えてきたこともありますから、
邱永漢さんの口癖ではありませんが
「字余り」=「余録」の人生となってきましたから、
できることなら、メスや激しい化学劇薬で体を傷つけられて、
生き延びたくはない――

いまの心境としては
「ガンは寿命と共に歩む」いや「歩みたい」、
この辺りが余録人生の目標となってきた――
その寿命の尽きるまで、あと何年あるかはわからないが
「養生工夫」は、これからも大いに楽しんで
過ごしていきたい――という話の続きです。

といったことを、ふつふつと考えているとき、
僕の知り合いの健康雑誌「安心」の編集者から
インタビュー取材を受けました。
「関根さん、この梅雨時に気分転換を図る養生法、
開運法があれば教えてください」というのです。

僕の養生工夫のキーワードは
「一日一回、心ときめく」=「一日一メキ」であるということは、
拙著「ガンに打ち勝つ 希望の法則50」でも書きましたが、
その秘法のひとつが、毎朝の「散歩」です。
これは軽い運動にもなりますし、
自然と呼吸法もできますから、身心の新陳代謝となります。
まさに、気分転換、ストレス発散、
そして、散歩をすると、皆さんにも経験があると思いますが、
ふとしたアイデアがひらめいたり、
楽しいことを思いつくことが度々あります。
というわけで、毎朝、1時間ほどの散歩は、
欠かせない、さりげない「養生工夫」のひとつなわけですが、
では、雨の日の「養生法」はどうしているか?

雨の日は、気圧がさがるためでしょう。
だれしもが、晴れのすがすがしい人は違って、
気分が陰鬱になり、体調もあちこち崩れるものです。
僕のように、頸椎・腰椎の椎間板へルニアの持病があると、
たちまちのうちに、具合が悪くなってきます。
こんな季節に病院の血液検査を受ければ、
決まって「胃ガンの疑いあり」となって、
おかしな結果を看護師が伝えてきます。

僕は、こうした「誤診」とはいいませんが、
検査機械の「トンチンカンさ」には、
何度も慣されてきましたので、
その都度、漢方薬や食事療法を強化して乗り切ってきましたが、
一方で、体を冷やさない工夫、そして
新陳代謝や気分転換を計る――
生活習慣を改める養生はこころして努めてきました。

ま、寿命が尽きるまで、
この在宅養生法が持つかどうかは計りしれませんが、
これが「ガンは寿命と共に歩む」の極意だと思って、
いまだに続けているわけです。

さて、話を、月刊雑誌「安心」から来た
「雨の日の養生法」の話に戻しますが、
雨の日に散歩に出かけるわけでもいきませんが、
お風呂で新陳代謝を盛んにする方法をひとつ励行しているので、
それを教えておきました。

それは「阿音吐納法」(あおんとのうほう)という、
お風呂の中でできる、簡単な気功法=呼吸法です。


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2010年6月18日(金)

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